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NECディスプレイソリューションズ株式会社は、液晶データプロジェクタ「ビューライト」シリーズの新モデルとして、Windows Vistaの「ネットワークプロジェクタ」機能に対応した2モデルを発売する。XGAパネル採用で、3,000ルーメンの「NP905J」が6月2月発売で417,900円。WXGAパネルで2,000ルーメンの「NP901WJ」が7月25日発売で312,900円。 両モデルともEthernet端子を備えるほか、IEEE802.11a/b/g準拠の無線LAN機能も内蔵。Windows Vista標準搭載の「ネットワークプロジェクタ」機能に対応しているのが特徴で、無線LANを使って、ネットワーク上のWindows Vistaパソコンから投写データのワイヤレス送信が可能。リモートデスクトップ機能にも対応しているため、離れた場所のパソコンをプロジェクタ側から遠隔操作することもできる。 「NP901WJ」は0.56型、解像度1,280×800ドットの液晶パネルを、「NP905J」は0.63型、解像度1,024×768ドットのパネルを搭載。レンズはどちらも1.2倍マニュアルズームで、フォーカスもマニュアル。光源は210WのACランプで共通している。 シリコンオプティクス製の映像処理プロセッサ「Reon-VX」を搭載。I/P変換やスケーリング、ノイズリダクションなどに使用している。自動台形歪み補正機能やPinP(子画面表示)機能、サイドバイサイド機能などもサポートしている。 また、ビューライトシリーズで初となる「DICOMシュミレーションモード」を搭載。映像調整機能の一種で、医用画像の標準規格であるDICOMに近似した映像に設定するもの。レントゲン映像などをより見やすくできるという。色補正機能も備えており、オフィスや学校の壁、黒板などへも自然な色合いの投写ができるという。 USB端子も備え、USBメモリなどに保存したデータを投写可能。MPEG-2動画も再生/表示できる。なお、円筒形スクリーンや球面スクリーンへもスクエア投写を行なうための拡張機能を夏をめどに実施する予定。
□NECディスプレイのホームページ
(2008年5月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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