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株式会社日本実業出版社は、聴診器と、その使い方を解説したDVD、ガイドブックをセットにした「聴診器ブック Extra」を5月29日に発売する。価格は3,885円。カワチ薬品、ツルハドラッグなどのドラッグストアで販売されるほか、通販サイトの「ピップe-健康」でも販売される。 同社は2007年3月に、シングル型の聴診器と絵本風のガイドブックをセットにした「聴診器ブック」(2,415円)を、書籍流通を使って書店で販売。医師が使う聴診器を持っている一般家庭は少ないが、妊娠後期の妊婦のおなかに当てると赤ちゃんの心臓の音が聞こえたり、喘息や心臓疾患を持つ人の健康チェックに役立つほか、「自分の心臓の音を聞いてみたい」などの興味も引き、ヒット商品となった。
今回発売される「聴診器ブック Extra」は、そのグレードアップ版。付属している聴診器が、シングルタイプから、より幅広い音域を聞けるダブルヘッド聴診器に変更。シングルタイプでは聞こえない心雑音の一部も、聞き取ることができるという。 さらに、著者の桐生迪介医師が出演したDVDビデオも同梱。「肋骨の何番目あたりが聴きやすい」といった、医師ならではのコツも交え、聴診器の使い方を映像で説明。さらに、病気などの可能性がある音と正常な音の例も収めている。
ガイドブックの内容も刷新。妊婦向けの内容を増やし、おなかの中の赤ちゃんの位置や、赤ちゃんの心配な状態に気づく方法なども紹介されている。同社ではほかにも、ペットの健康チェック、樹木や大地の音を聞く自由研究や、自分の体の音を聞いて“命”を学ぶきっかけにするなどの利用提案を行なっている。
□日本実業出版社のホームページ
(2008年5月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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