iriver、音楽/動画再生対応“名刺入れサイズ”電子辞書 －33コンテンツ内蔵。音楽を聴きながら辞書検索

6月13日発売 直販価格：39,800円(2GB) 　　　　　44,800円(4GB)

　株式会社iriver japanは、動画/音楽再生対応の電子辞書「D5」を6月13日より発売する。直販価格は内蔵メモリ2GBモデル(空き容量950MB)が39,800円、iriver直販限定の4GBモデル(同2.8GB)が、44,800円。

　同社の電子辞書シリーズ「Dicple(ディクプル)」の日本発売第1弾製品で、「名刺サイズ」という小型のボディと、動画/音楽再生対応が特徴。ボディカラーはブラックとホワイト、ピンクの3色が用意される。

名刺ケースとの大きさ比較

　約95.5×70×15mm(幅×奥行き×高さ)と小型の電子辞書で、重量は133g。ディスプレイには3型/480×272ドットの26万色カラー液晶を採用。キーボードや、ボリュームボタンなどを装備する。

　外部メモリースロットは備えていないが、内蔵メモリに転送した音楽や動画ファイルの再生が可能となっている。なお、内蔵メモリは辞書データで約959MB占有している。対応動画形式は、MPEG-4 SP(AVI)で、解像度は400×240ドット、フレームレート15fps以下、ビットレート450kbps。なお、動画のフル画面表示には対応しない。

　対応音楽形式はMP3(8～320kbps)、WMA(8～320kbps)と、OGG(Q1～Q10)。音楽を聴きながら、辞書の検索などが可能となっている。再生周波数帯域は20Hz～20kHz、S/N比は90dB、ヘッドフォン出力は15mW×2ch(16Ω)。

　JPEG/BMP/GIF形式の静止画表示にも対応するほか、FMチューナも内蔵。FM/ボイスレコーダ機能や、テキストビューワ機能も備えている。単語帳やメモ、カレンダー、世界時計、スケジュールなどの機能を装備。また、転送ソフト「iriver plus 3」で専用のCSD形式に変換し、転送したWordやPDF、PPT、EXCELファイルなどを閲覧するCSDビューワーも搭載している。

　パソコンとの連携はUSB 2.0経由で行なう。iriver plusを介して、Outlookの連絡帳やスケジュールとの連携、楽曲やビデオ、CSDデータの転送が行なえるほか、辞書データのアップデートも可能。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。

　電子辞書としては、「ジーニアス英和大辞典」、「ジーニアス和英辞典」や、「オックスフォード現代英英辞典」、「経済ビジネス英語表現辞典」、日本経済新聞社の株式、広告、会計、金融、流通、経営の各用語辞典、TOEICや、MP3音声収録のイタリアやフランスなどの旅行会話集など、全33コンテンツを収録している。

　辞書は見出し語一括検索や、英語例文検索、漢字の部首検索などが可能。なお、日本語の漢字変換機能は備えていない。辞書の履歴管理機能や利用頻度の高い2つの辞書をすばやく呼び出せる「My辞書」機能などを備えている。

　電源はリチウムポリマーバッテリで、連続再生時間は、音楽再生時が約16時間(MP3 / 128Kbps/画面オフ)、動画が、約4時間(MPEG4-SP/400×240ドット/15fps/450kbps/明るさ標準)、電子辞書の連続使用時間は、約11時間。USBケーブルやイヤフォン、インストールCD、専用ポーチ、ディスプレイクリーナなどが付属する。

□iriver japanのホームページ
http://www.iriver.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iriver.co.jp/company/press.php?article=329&cUrrent_pAge=
□製品情報
http://www.iriver.co.jp/estore/d5/

( 2008年6月6日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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