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株式会社アニプレックスは、アニメ「鋼の錬金術師」のテレビシリーズ全話と、劇場版、音楽商品などを網羅した「鋼の錬金術師 BOX SET -ARCHIVES-」を2009年1月28日に発売する。完全予約生産限定となっており、6月18日から予約受付を開始している。価格は68,250円。販売元はソニーピクチャーズ エンタテインメント。 テレビシリーズ全51話をDVDで収録するほか、「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」を、DVDとBlu-ray Discの2バージョンで収録するのが特徴。同作品のBlu-ray化は初めてで、現時点では単品発売もアナウンスされていない。 さらに、2005年に行なわれたプレミアムツアーで上映された「七大ホムンクルスVS国家錬金術師軍団」の再編集版と、ショートフィルム「実写篇」、「宴会篇」、「子ども篇」を収めた「プレミアムコレクションOVA」と、今回のBOX限定特典ディスクもDVDで収録。「このBOXでしか手に入らないプレミアム映像」を収録しているという。 収録内容は下表の通り。
アニメ「鋼の錬金術師」は、「少年ガンガン」に連載されている荒川弘の同名漫画を原作としたアニメーション。兄エドワードと、その弟アルフォンスは、幼い日に亡くなった母親を思うあまり、死んだ人間を甦らせるという錬金術最大のタブー「人体練成」を試みる。だが練成は失敗し、エドワードは左足を、アルフォンスは肉体全てを失ってしまう。 錬金術の才能に長けたエドワードは、己の右腕と引き換えに、弟の魂を鎧に定着させる。その後、「国家錬金術師」の資格を取得。失った己の手足と弟の肉体を取り戻すため、鎧の弟とともに絶大な力を持つという「賢者の石」を探す旅に出る……。 劇場版はオリジナルストーリーを採用。ふたつの世界に引き裂かれた兄弟が、それぞれ再会を願って手段を探し求める。しかし、理想郷“シャンバラ”を求める者達が暗躍。兄弟の願いは、世界を揺るがす未曾有の大事件に関わっていく。
“等価交換”を原則とする錬金術を主題とし、「人間の命の重さ」をメインテーマとして扱っており、重厚なストーリー展開が高く評価されている。アニメ版はスチームパンクな世界観と、厚みのあるキャラクター達を見事に映像化しており、原作ファンからも評価が高い。2003年10月からTBS系で放送。土曜日の夕方6時枠での放送で、「ガンダムSEED」、「鋼の錬金術師」、「ガンダムSEED DESTINY」とヒット作が続いたことから、同枠が「土6」と呼ばれるようにもなった。
□アニプレックスのホームページ
(2008年6月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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