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サイバーリンク株式会社は、BDオーサリングも可能なビデオ編集ソフト「PowerDirector 7」のパッケージ版を8月1日より発売する。なお、ダウンロード版は5月8日より既に発売しており、それぞれの価格は下表の通り。対応OSはWindows XP/Vista。
HDV/DVカメラで撮影した映像のキャプチャと編集、オーサリングに対応するビデオ編集ソフト。ダウンロード版は5月8日に発売されており、パッケージ版は7月上旬発売予定とアナウンスされていたが、8月1日からの発売に延期されている。 パッケージ版は上位バージョンのUltraのみ用意され、下位バージョンのDeluxeはダウンロード版のみ。パッケージ版/ダウンロード版のソフトウェア仕様は同じだが、パッケージ版にはチュートリアルを収録したディスクが同梱される。 バージョン6からの強化として、BDAV/BDMVファイルの編集とBDオーサリングに対応。また、AVCHDディスクからの取り込みやオーサリングなども行なえる(いずれもUltraのみ)。 また、編集/オーサリング機能の呼び出しスピードが前バージョンに比べ最大30%向上。動画や写真の取り込みも高速化したとしている。また、PinP(子画面表示)機能において6トラックまでのビデオが使用可能となった。
新機能として、YouTubeへのアップロード機能を搭載。また、オンライン画像共有サイトのFlickrと、音楽共有サイトのFreesoundと同社がライセンス契約を結んだことにより、公開されている静止画/音楽を直接ダウンロードすることが可能。PowerDirectorの検索画面においてタグやタイトルなどを入力することで検索でき、自分の作品に加えることが可能となった。 そのほか、市販DVDと同様に、字幕の有無をDVDメニュー上で選択できるように設定可能な「メニューテンプレートデザイナー」を搭載。なお、従来同様に字幕を動画に焼き込むこともできる。また、ビデオクリップの中から特定のシーンを静止画として動画に組み込むことも可能となっている。 従来バージョン同様に手ブレ補正の「Magic Fix」や、自動露出補正などの「Magic Clean」を搭載。また、あらかじめ用意されたモーションパスを利用してパン/ズームなどが簡単に設定できる「Magic Motion」や、自動で最適なシーンをカットして編集する「Magic Cut」、好きな音楽を選ぶと、最適な長さのBGMとして付加できるという「Magic Music」も搭載。 入力対応ファイル形式として、MPEG-1/2、MPEG-4 AVC/H.264、AVI、DAT、WMV、MOV、DOB、VRO、ASF、DVR-MS、TGC、M2TS、MTS、TPDに対応。ビクターの「Everio」で撮影したMOD/TODファイルもサポートする。
□サイバーリンクのホームページ ( 2008年6月30日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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