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J.D.パワー アジア・パシフィックは、日本における2008年のデジタルビデオカメラ顧客満足度調査の結果を発表した。同調査は2006年5月から2008年4月までの期間に発売されたビデオカメラを購入した人を対象に、製品の満足度を調査したもの。 7メーカーの93モデルを対象に、2008年5月にインターネット調査を実施、9,009人から回答を得た。調査では、「機能・性能」、「操作性」、「映像/音声品質」、「デザイン」の各ファクターについて満足度を尋ね、HD画質モデルとSD画質モデルを分けてメーカー別の顧客満足度を測定した。 HDセグメントについては、5メーカーのうち、松下電器産業が総合満足度スコア655ポイントで1位となった。第2位はソニーで649ポイント、3位は三洋で644ポイント。松下はデザインが2位。その他のファクターでも平均以上の満足度を得て、総合でトップとなったという。ソニーは、機能・性能や操作性、映像/音声品質の評価が高く、デザインでは三洋の評価が最も高かったという。 SDセグメントでは、ランキング対象の6メーカー中、三洋電機がスコア617ポイントでトップ。2位はビクターの615ポイント、3位はソニーの611ポイントとなった。三洋はHDセグメントと同様にデザインで高い評価を得てトップを獲得。機能や操作性についてはソニーの評価が高かった。 J.D.パワーでは、両セグメントを通じて、大きさや持ち運びやすさを含むデザインの満足度の高いメーカーが、一位を獲得したことから、「手軽さが評価されている」と分析。「ビデオカメラの小型・軽量化に対する市場の期待は今後も存続する」と予測している。 □JDパワーのホームページ ( 2008年8月5日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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