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オンキヨー、USBにも対応したオールインワンコンポ「FR」
-CDからMP3録音。実売55,000円/70,000円の2モデル


X-N9FX
9月12日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 オンキヨー株式会社は、コンパクトなオールインワンコンポ「FRシリーズ」の10世代目として、新たにUSB端子を備えた「X-N9FX」と「X-N7FX」の2モデルを発売する。価格はオープンプライス。発売日と店頭予想価格は「X-N9FX」が9月19日で7万円前後、「X-N7FX」が9月12日で55,000円前後の見込み。

 CD、MD、チューナ、アンプを一体化したコンポ。スピーカーも付属する。2機種の違いはアンプの出力やメインユニットに使われているパーツ、付属スピーカーの仕上げなど。新たにUSB端子を備えており、USBメモリなどに保存したWMA、MP3ファイルの再生が可能。音楽CDやMD、チューナからUSBメモリへMP3形式で録音したり、音楽CDからMD/USBメモリへ同時録音することもできる。CD-R/RWに記録したWMA/MP3の再生も可能。

 アンプ部には、ディスクリート構成を導入。ICチップは用いずに、トランジスタやコンデンサなど、個別の電子部品を用いて増幅回路を設計。従来モデルと比べ、電子部品や回路レイアウトを最適化することで、再生音に、さらに広い音場感/奥行き感が得られるとする。

X-N7FX

 アンプ部の定格出力は、N9FXが19W×2ch(4Ω)、最大で26W×2ch(4Ω)。N7FXは15W×2ch(4Ω)、最大で20W×2ch(4Ω)。メインユニットの筐体には共振に強いシャーシ構造を採用。上位モデルのN9FXはフロントパネルとボリュームつまみにアルミニウムを使用。N7FXはフロントパネルのみアルミになっている。

 入出力端子は2機種で共通。入力はデジタル音声×1、アナログ音声(RCA)×2、ステレオミニ×1。出力はデジタル音声、アナログ音声、サブウーファプリを各1系統用意する。メインユニットの外形寸法も215×349×142mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量はN9FXが5.2kg、N7FXが5.1kg。

 スピーカーはどちらも2ウェイのブックシェルフ。N9FXのスピーカーはリアルウッド突き板仕上げを施している。ユニットは、ツイータに3cm径のリング型、ウーファに13cm径のA-OMFモノコックコーンユニットを採用。ツイータは振動板中央を駆動するバランスドライブ構造で、分割振動を低減。ウーファは一体成型することでセンターキャップを無くし、軽量化と剛性の高さを両立。こちらも分割振動を抑え、濁りの少ない再生が行なえるとする。

 エンクロージャはどちらもバスレフ。バスレフのダクト部には、独自スリット形状の「AERO ACOUSTIC DRIVE」を採用。N9FXのダクトは、キャビネットと分割した構造を採用する「アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE」となっており、ダクトとキャビネットの振動による干渉を抑えることで、クリアな低音再生を目指している。

 スピーカーの外形寸法と重量は、N9FXが167×260×299mm(幅×奥行き×高さ)で、4.1kg。N7FXが164×258×282(同)で3.7kg。

□オンキヨーのホームページ
http://www.jp.onkyo.com/
□ニュースリリース (PDF)
http://www.jp.onkyo.com/xn7fx_n9fx/X-N7FX_N9FX.pdf

(2008年8月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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