|
有限会社奥津電工は、オーディオ機器向け電源ケーブル「AirCable」(エアーケーブル)3モデルを発売した。7月25日より開設されたYahoo! ショッピング内のページや、オーディオ専門店などで販売されている。 プラグ部の材質やシールド材によって音質の傾向を変えたという3製品をラインナップ。「AirCable Extreme」が273,000円。「AirCable Prestage Custom」と「AirCable Prestage」が168,000円で、長さはいずれも1.5m。長さの特注も受け付けるという。 いずれの製品も、絶縁体に独自の「空気絶縁構造」を採用したOFC導体を使用し、プラグ部には独自の固定機構を備えた電源ケーブル。「STRIP」のレコーディングエンジニアである赤川新一氏が開発に関わっており、音質の特徴について「中高域のデジタル臭さが抜けて、生っぽい質感が得られ、デジタルで引っ込みがちな中低域が前に出てくる。音が進化する傾向の電源ケーブル」とコメントしている。 なお、赤川氏がAirCableの試聴用にミックスしたという24bit/96kHzのWAVファイルやProTools用セッションファイルを奥津電工のサイト内で公開している。
Extremeは、銅テープとカーボンファイバー編組、銅編組の3重シールドを採用。Prestage Custom/Prestageは銅テープと銅編組の2重シールドとなっている。また、Extremeのハウジングはチタン製、Prestage Custom/Prestageは酸化被膜処理のアルミ製。 そのほかの違いとして、ExtremeとPrestage Customにはナイロン編組の外装を施している。ストレスコーンはいずれもポリカーボネート。プラグはオヤイデ製で、Extremeのみ24Kメッキ、Prestage Custom/Prestageはロジウムメッキ処理されている。
□奥津電工のホームページ ( 2008年8月12日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|