TSUTAYAのネット事業3社が合併。経営基盤強化へ －宅配レンタルと映像/音楽配信、販促事業を集約

　カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は12日、連結子会社である株式会社ツタヤオンラインと株式会社ツタヤ・ディスカス、株式会社TSUTAYA BBの3社を合併すると発表した。

　合併後は、存続するツタヤオンラインにおいて、現在3社が展開しているDVDなどの宅配レンタルや、PC向け映像/音楽配信、テレビの「アクトビラ」向け映像配信事業、EC・モバイル・店舗販促事業などを継承。経営資源とノウハウを融合し、インターネット分野における競争力の強化や、店舗サービスとの連携の向上などを図る。グループの基本方針である「ALL TSUTAYA戦略」を推進し、インターネット関連事業の経営基盤強化を目指すとしている。

　合併の効力発生日は10月1日を予定。株式会社ツタヤオンラインを存続会社とした吸収合併方式で、株式会社ツタヤ・ディスカスと株式会社TSUTAYA BBは解散する。合併比率はツタヤオンラインが1、ツタヤ・ディスカスが1.6、TSUTAYA BBが0.5。新株式として、普通株式16,500株を発行する。

□カルチュア・コンビニエンス・クラブのホームページ
http://www.ccc.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.ccc.co.jp/mass/mass2/pdf/20080812_net3sya.pdf
□関連記事
【2005年11月9日】CCCとレントラックジャパンが経営統合
－TSUTAYA事業を強化。会社分割による持株会社制へ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051109/ccc.htm

( 2008年8月12日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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