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プロ野球中継のワンセグ平均視聴時間は55.8分
-TBSと博報堂が調査。52.1%が延長中継をワンセグで


8月13日発表


野球中継のワンセグを主に何処で視聴したかを示すグラフ

 株式会社東京放送(TBS)と、株式会社博報堂DYメディアパートナーズは共同で、プロ野球中継におけるワンセグの視聴実態調査を実施。その結果、ワンセグで野球中継を視聴した人の平均視聴時間は55.8分になったという。また、ワンセグでのみ試合の延長中継をしたところ、調査対象の過半数となる52.1%が、ワンセグで引き続き観賞したという。

 調査は7月19日の15時~16時30分にかけて放送された野球中継を対象に実施。同放送は、ワンセグでのみ1時間延長して15時~17時30分まで実施された。調査自体は7月22日から23日にかけて、首都圏に住む20歳~59歳までの男性194人に対し、ネット経由で実施。野球放送の終了後、ワンセグ視聴者をスクリーニングした。

 地上波放送とは別編成となる、ワンセグの非サイマル放送の可能性を探るために実施した調査で、その結果、ワンセグで野球中継を視聴した人の視聴時間は平均55.8分となった。両社では「長時間にわたり放送を視聴していたことが伺える」と分析。

右がワンセグの野球中継で実施されたバーチャル映像を使った広告。左はその印象を質問した結果

 前述のように52.1%と、過半数がワンセグのみで延長放送された中継も視聴したことで「プロ野球中継はもちろんのこと、同じくライブで行なわれるスポーツ中継などはワンセグ放送と親和性が高いことが想定される」と結論付けている。

 視聴場所では、「外出先」(31.4%)、「交通機関で移動中」(29.9%)を合わせると、「自宅」(38.7%)を上回り、61.3%がワンセグを自宅外で視聴。また、ワンセグでの延長中継については「必ず見ると思う」(26.3%)、「試合展開や試合の流れ次第では見ると思う」(72.2%)を合わせると98.5%となり、「野球ファンはワンセグでの延長中継に期待している」結果が示されたとしている。

 また、ワンセグ放送でバーチャル映像を使った番組告知広告を実施したところ、高い認知度と「分かりやすい」、「面白い」、「好感がもてる」などの好意的な反応が多かったという。

□TBSのホームページ
http://www.tbs.co.jp/
□博報堂DYメディアパートナーズのホームページ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/2008/20080814.html

(2008年8月18日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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