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富士通株式会社は、デスクトップPCの「FMV-DESKPOWER」、「FMV-TEO」と、ノートPC「FMV-BIBLO」シリーズの秋冬モデルを8月22日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。 DESKPOWERでは、地上デジタル放送の視聴/録画が可能な「地デジ対応Windows Media Center」を搭載する19型ワイド液晶モデルなどをラインナップ。また、リビング向け液晶一体型PCのTEOにはデジタル3波チューナ/Blu-ray Discドライブ搭載モデルを、ノートPCのBIBLOには地デジチューナ搭載モデルや、ワンセグチューナを選択可能なLOOX Uなどを用意する。OSはWindows Vista Home Premiumで共通。
■ 地デジ対応Media Center搭載「F/B70T」
リビング向け「Fシリーズ」の上位モデル「F/B70T」は、19型ワイド/解像度1,440×900ドットの液晶ディスプレイとの一体型。6月にマイクロソフトが発表した地上デジタル放送対応の「地デジ対応 Windows Media Center」(発表時の名称はWindows Media Center TV Pack/コードネーム:Fiji)に対応。リモコンを使って、Media Center上で地デジの視聴/録画が行なえる。なお、録画はHDDに行ない、DVDへのダビング/ムーブには対応しない。
CPUはIntel Core 2 Duo P8400(2.26GHz)。メモリは2GB。HDDは500GB。光学ドライブはスロットインのDVDスーパーマルチ。SD/メモリースティックなどのカードスロットを備える。USB 2.0×5、1000BASE-T Ethernet×1も搭載。 外形寸法は465×211×391/411mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11kg。
■ デジタル3波チューナ/Blu-rayドライブ搭載「LXシリーズ」
液晶一体型のデスクトップPCで、地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナ内蔵モデルは4製品。そのうち、上位モデルのLX/B90DとLX/B80Dは、Blu-ray Discドライブを搭載する。LX/B70DとLX/B50DはDVDスーパーマルチドライブとなる。ディスプレイは、B90DとB70Dが22型/1,680×1,050ドット、B80D/50Dが19型/1,440×900ドット。 いずれもデジタル放送の2番組同時録画が可能。ダビング10にも対応し、BD(B90D/80Dのみ)またはDVDにダビング/ムーブが行なえる。 録画された番組などをまとめて一覧で表示し、簡単な操作で視聴できるという「おすすめコンテンツメニュー」も搭載。ユーザーの閲覧履歴から、おすすめのニュースをリストアップする機能も備える。録画番組の1.3倍速早見再生や、0.8倍速再生にも対応。リモコンは、従来比でボタン数を約18%削減し、視認性の高いカラーボタンを採用したことで使い勝手の向上を図った。 CPUはIntel Core 2 Duo E7200(2.53GHz)、メモリは2GB。HDDは500GB。SD/メモリースティックなどのカードスロットを備える。USB 2.0×6、1000BASE-T Ethernet×1、無線LAN(IEEE 802.11b/g)も搭載する。 外形寸法と重量は、B90D/70Dが608×243×479mm(幅×奥行き×高さ)、約18.5kgで、B80D/50Dが542×243×437mm(同)、約17.5kg。
■ デジタル3波対応のリビングPC「TEO」
リビング向け薄型デスクトップPCシリーズのTEOでは、新製品の2モデルとも地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナを搭載し、2番組同時録画が可能。上位モデルのB90DはBlu-ray Discドライブ、B70DはDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。 いずれもダビング10に対応し、録画コンテンツのムーブ/ダビングが可能。LXシリーズと同様に「おすすめコンテンツメニュー」も利用できる。HDD容量はB90Dが750GB、B80Dが500GB。 CPUはAMD Turion X2 RM-70(2GHz)。メモリは2GB。SD/メモリースティックなどのカードスロットを搭載。USB 2.0×6や、1000BASE-T Ethernet×1、無線LAN(IEEE 802.11b/g)も搭載する。 外形寸法と重量は共通で、340×357.5×75mm(幅×奥行き×高さ/横置き時/フット含む)、約6.6kg。
■ BIBLO NFシリーズ/LOOX U
NF/B90DとNF/B75Dは地上デジタルチューナを搭載。B90DはBlu-ray Discを備え、B70DはDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。いずれもディスプレイは15.4型/1,280×800ドット。HDMI出力を備え、テレビなどに映像/音声を出力できる。 CPUはIntel Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、メモリは2GB。HDDはB90Dが320GB、B70Dが250GB。SD/メモリースティックなどのカードスロットを備える。USB 2.0×4、1000BASE-T Ethernet×1を搭載。無線LANは、IEEE 802.11n ドラフト2.0に対応し、B90Dは11a/b/g、B75Dは11b/gもサポートする。外形寸法と重量は共通で、368×265×33.5~40.5mm(幅×奥行き×高さ)、約3.0kg。 5.6型/1,280×800ドット液晶搭載のLOOX U「U/B50」は、基本構成ではテレビチューナを付属しないが、オプションでワンセグチューナを追加可能。ワンセグの録画も行なえる。CPUはIntel Atom Z530(1.60GHz)、メモリ1GB。標準バッテリ利用時の外形寸法は171×135×26.5~33.0mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約565g。
□富士通のホームページ ( 2008年8月20日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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