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松下電器産業株式会社は、HDDカーナビ「Strada(ストラーダ)」の 新製品として、地上デジタルチューナを搭載したミドルクラス2製品を9月12日に発売する。仕様と価格は下表の通り。
いずれも、ミドルクラスでは初となる7型/解像度800×480ドットの液晶ディスプレイを採用した2DIN AVナビ。最上位モデル「Fクラス」のメニュー画面デザインや、レコーディングエンジニアがチューニングした「音の匠」モードなどを新たに導入しており、年齢や性別を問わず幅広いユーザーを想定している。 AV機能では、地上デジタル12セグ/ワンセグチューナを搭載。DVD/CD再生も行なえる。iPod用ケーブルも付属し、接続した対応iPodの再生/操作/充電が可能。そのほか、SDHCカードスロットを備え、SD-Audio再生にも対応する。両機種の違いとして、「CN-HW830D」のみBluetoothユニットとマイクを内蔵し、ハンズフリー通話やワイヤレス音楽再生などが行なえる。それ以外の仕様はほぼ共通。 地デジは2チューナ/2アンテナで受信能力を強化。チューナ部を小型化したことで、上位モデルと同様に本体への内蔵を実現した。また、独自の「PEAKSプロセッサー」により高画質化を図っている。DVDビデオや音楽CD以外に、DVD-R/RWやCD-R/RW(MP3/WMA対応)ディスクの再生もサポート。デジタル放送をVRモードで記録したディスクも再生できる。
音質面では、レコーディングエンジニア集団「MIXER'S LAB」が監修し、スタジオサウンドに忠実な音質で再生するという「音の匠」モードを搭載。新採用のオーディオパーツとして、パワーアンプ部には低域のエネルギーを素早く制動し、締まった再生が行なえるというデカップリング電解コンデンサを採用。デコーダはドルビーデジタルのほかにSRSにも対応。4スピーカー用に「SRS CS Auto」、2スピーカー用に「SRS WOW HD」を搭載する。 アンプ出力は定格20W×4ch、最大50W×4ch。 操作系では、Fクラスと同様にトップ画面のカスタマイズ機能を強化した「新・簡単ツートップメニュー」を採用。ナビ機能では、配色やボタン類の配置を変更。アンチエイリアス処理により地図画面の視認性向上を図っている。また、交差点での案内表示デザインをイラスト形式に変更。交差点が近づくにつれて3Dから2Dの表示に切り替わる。
□松下電器のホームページ ( 2008年8月21日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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