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松下、2層BDに24時間録画可能な新「ブルーレイDIGA」
−6倍速BD-R、5.5倍録画、データ放送カット、DLNAなど


9月1日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、Blu-ray Discレコーダ「ブルーレイDIGA」3モデルを9月1日より発売する。

 最上位モデルの「DMR-BW930」は1TB HDDを搭載。「DMR-BW830」は500GB HDD、「DMR-BW730」は320GB HDDを内蔵する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はBW930が28万円前後、BW830が18万円前後、BW730が15万円前後の見込み。

 デジタルダブルチューナを搭載し、フルHD解像度のままMPEG-4 AVC/H.264形式にエンコードして録画できる。AVCエンコーダを新バージョンとし、画質の向上を図ったほか、低ビットレートの記録モードも追加。Wチューナで同時録画時に両方の番組にチャプタマークを自動作成する「Wオートチャプター」も新搭載した。

 また、BDビデオソフトのネットワーク機能BD-Live対応や、再生画質の向上も実現。BDドライブもBD-R 6倍速対応とし、ダビング速度を向上している。アクトビラ・ビデオのダウンロードサービスにも初対応する。

 また、10月1日には、BDレコーダとしては初のVHS一体型モデル「DMR-BR630V」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万前後の見込み。

DMR-BW930 DMR-BW830 DMR-BW730


■ BD-Rは6倍速。AVCでAAC音声録画
 −「データ放送カット録画」や「Wオートチャプタ」を新搭載

 地上/BS/110度CSデジタルWチューナと地上アナログチューナを搭載。HDDへの録画のほか、BD-R/RE、DVD-R/RW/RAM、DVD-R DLへの記録に対応し、レコーダとしては業界で初めて6倍速BD-Rに対応する。BD-REは2倍速。なお、カートリッジ付のBD-REメディア(Ver.1.0)は再生できない。

 従来モデルと同様に、デジタル放送のストリーム録画(DRモード/MPEG-2 TS)だけでなく、HD解像度でMPEG-4 AVC/H.264形式でのデジタル放送録画が可能。新世代システムLSI「Uniphier(ユニフィエ)」を採用。第2世代のMPEG-4 AVC/H.264エンコーダ「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載。AVCの記録モードは、HG(12.9Mbps)/HX(8.6Mbps)/HE(5.7Mbps)の3モードに加え、新たにHLモード(4.3Mbps)を追加した。HLモードでは、「最高5.5倍の長時間録画が可能」としており、HLモードで2層BD-R/REに24時間録画できることから「世界最長」をアピールしている。

DMR-BW930

 AVC録画の各モードはHDDと、BD-R/REに加え、DVD-R/RAMへのハイビジョン記録を行なう「AVCREC」にも対応している。記録解像度はいずれも 1,920×1,080ドット(地上デジタルなどの1,440×1,080ドットのソースは、1,440×1,080ドット)で、MPEG-4 AVCのHigh Profileを採用。さらに、音声をAACのまま記録可能となった(従来モデルでは、ドルビーデジタル変換記録)。

 ダビング10にも対応。新たにディスクの録画時間を最優先し、モードに限らずデータ放送をカットして録画する「データ放送カット録画」が可能となった。

 EPGは、最大19チャンネル12時間の高精細表示が可能な「フルハイビジョン番組表」を搭載。3/5/7/9/11/15/19チャンネル表示の切り替えが可能のほか、スポーツ、ドラマ、映画などのジャンル別に色分けして見やすさや検索性を向上している。録画予約件数は最大64番組。

 リモコンの「赤」ボタンを押すだけで録画予約が行なえる「かんたん予約」機能も搭載。取り消しもワンボタンで行なえる。任意の出演者や番組名を入力して検索できる「フリーワード検索機能」や、最大8日分のチャンネル別番組表なども備えている。

 さらに、2番組同時録画時でも、両方の番組にチャプタマークを自動作成する「Wオートチャプタ」を搭載。CMを含んだ番組の再生時に、スキップボタンでCMをスキップできるほか、チャプタ編集機能を利用してチャプタの結合や削除が行なえる。

 また、録画番組の動画がプレビューウィンドウで確認できる「録画一覧」を搭載。選択した番組情報が拡大表示され、内容が確認しやすくなった。また、録画番組のジャンルに応じて自動分類する機能を搭載するなど、録画番組の検索性も高めている。1.3倍速早見機能も備えている。

 携帯電話やパソコンから、DIGAの録画予約が可能な「携帯&パソコン録画」も装備。録画予約を忘れたときや、外出先で話題に上がった番組を録画したいときなど利用できる。同機能の利用には、 携帯電話からの操作には「Gガイドモバイル」への登録が、パソコンからの操作には「ディモーラ」に登録する必要がある。


■ 「ハリウッドクリアカラー」搭載。BD-Liveにも対応

 BD-ROMの再生機能も強化。パナソニックハリウッド研究所(PHL)がオーサリング時に利用している高精度色信号処理技術を応用した新「リアルクロマプロセッサ」を搭載し、BD/DVDビデオだけでなく、HDD上の番組や録画したBD-R/REもディティールや質感を忠実に再現。同社では新高画質化機能を総称して、「ハリウッドクリアカラー」と命名している。

 また、レコーダとしては業界で初めてBD-ROMのネットワーク機能「BD-Live」に対応。BD-Live対応のBD-ROMから、映画会社のサーバーにアクセスし、特典映像やオンラインゲームなどをダウンロードして楽しむことができる。

 HDMIは60p/24p出力に対応。Deep Colorやx.v colorもサポートしている。また、VIERA Linkもバージョンアップし、「30秒スキップ」を操作可能な、新操作パネル「画面deリモコン」や、リモコンのカラーボタンを使って番組の複数選択ができるなど、操作性の向上を図っている。

 HDMI音声出力はドルビーTrueHDや、ドルビーデジタル・プラス、DTS-HD Master Audioなどのビットストリーム出力が可能。さらに新たにリニアPCM変換出力にも対応した。

 HDMI以外にD4やS映像、コンポジット、アナログ音声×2、光デジタル×1を装備。DMR-BW930/830では同軸デジタル音声出力も備えている。また、DMR-BW930では、高音質パーツを採用。随所にオーディオ機器向けのピュアオーディオ用コンデンサ、銅フレームオペアンプ、OFC電源ケーブルなどを採用している。

 「新マルチチャンネル デジタル リ.マスター」も搭載。デジタル音声圧縮処理によって欠落した音声信号の高調波成分を復元し、より高音質な再生を可能とする。

 i.LINK端子も装備。DMR-BW930/BW830は2系統、DMR-BW730は1系統備えており、CATVチューナやD-VHSデッキとの連携が可能となっている。


■ DLNAやアクトビラビデオ/ダウンロード対応

 また、ネットワーク関連の機能も強化。新たにアクトビラビデオ・フルに対応。ネットワーク経由でHD映像をDIGAから購入、ストリーム再生できる。さらに12月以降に開始予定のアクトビラのダウンロードサービスに対応。HDDに番組をダウンロードして視聴が可能となる。

 また、DLNAサーバー機能も新搭載。DTCP-IPをサポートしており、DIGAでハイビジョン録画した番組をDLNA/DTCP-IP対応のテレビやパソコンなどから視聴できる。

 音楽CDをAAC(SD-Audio)形式でリッピングして、HDDに蓄積可能。リッピング速度は最大12倍速で、約35万曲の楽曲データベースを内蔵し、曲情報も自動付与する。ネットワーク接続時にはGracenoteのCDDBからネット経由で楽曲情報を取得する。録音した楽曲はD-snapに出力できるほか、SDメモリーカードに最大16倍速で書き出せる。

 USB端子も装備し、接続した同社製AVCHDビデオカメラからの映像取り込みに対応。前面にはSDカードスロットも備えており、AVCHD映像のほか、JPEG画像の再生にも対応。AVCHDディスクやBD-R/REへの書き出しも可能となっている。

 静止画は、テレビのワイド画面いっぱいにフルハイビジョン画質で表示する「フルハイビジョンテレ写」に対応。デジタルテレビ情報化研究会の「ネットTV仕様(印刷機能)対応プリンタ」を接続し、写真のプリントも可能となっている。

 さらに、DIGA同士で写真を共有するネットワークサービスも実施。「LUMIX CLUB PicMate」に登録すると、遠隔地のDIGAに写真を送ることができる。

 また、「ドアホン録画」にも対応。同社製の対応ドアホンをドアに設置し、ドアホンの映像をDIGAで視聴/録画できる。最大録画件数は400件。また、5台までのセンサーカメラを接続し、録画した映像をSDカードで書き出せる。

 従来モデルDMR-BW900/BW800/BW700比で待機時消費電力を約8割削減、消費電力は約4割削減している。
付属のリモコン

品番 DMR-BW930 DMR-BW830 DMR-BW730
HDD 1TB 500GB 320GB
チューナ 地上/BS/110度CSデジタル×2
地上アナログ×1
出力端子 HDMI(1080/24p/60p)×1
D4×1
S映像×1
コンポジット×1
光デジタル音声×1
同軸デジタル音声×1
アナログ音声(2ch)×2
HDMI(1080/24p/60p)×1
D4×1
S映像×1
コンポジット×1
光デジタル音声×1
アナログ音声(2ch)×2
入力端子 S映像×2
コンポジット×2
アナログ音声(2ch)×2
i.LINK i.LINK×2
(DV入力/TS入出力兼用)
i.LINK×1
(DV入力/TS入出力兼用)
そのほか Ethernet×1
消費電力 約29W
待機時消費電力 クイックスタート「切」:約0.7W
クイックスタート「入」:約6.5W
クイックスタート「切」:約0.7W
クイックスタート「入」:約6.0W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
430×315×66mm 430×315×59mm
重量 4.3kg 4.2kg 4.1kg


□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080825-1/jn080825-1.html?ref=news
□DIGAのホームページ
http://diga.jp/
□関連記事
【2007年11月16日】開発陣が語る「新DIGA」の能力
− 「新Uniphier」で「PHLチューニング」が生きる
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20071116/rt047.htm
【2007年10月2日】松下、フルHD/AVC圧縮録画対応の「ブルーレイDIGA」
−DVDへのハイビジョン記録対応。1TB HDDモデルも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20071002/pana1.htm

( 2008年8月25日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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