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Panasonic Europeは、ドイツ・ベルリンで29日より開催される「IFA 2008」の開幕前プレスカンファレンスにおいて、次世代プラズマテレビのプロトタイプを披露。“薄さ1インチ以下”のプラズマテレビとして、58型と65型のモデルを試作していることを明らかにした。 また、秋に発売するBD-LIVE対応のBlu-rayプレーヤー2モデルと、欧州では初となるBlu-ray Discレコーダも発表した。 同社は1月に開催されたCES 2008で、50型/薄さ1インチ以下(24.7mm)のプラズマテレビを展示していたが、新たに58型と65型も追加。両モデルともに50型と同様に薄さを1インチ以下としており、本体の重量も従来モデルに比べ1/2以下に抑え、設置性を向上させている。
さらに、CESでも発表した150インチのプラズマテレビや、ICとパネル構造の改良により、従来比2倍の発光効率を実現した42型プラズマテレビについても紹介。高発光効率のプラズマについては映画スタジオのマスターモニターとしての利用も想定しているという。これらの成果を「Neo PDP」として技術力をアピールした。
■ BD-Live対応の欧州初BDレコーダも
Blu-ray関連では、欧州で初となるBDレコーダ「DMR-BW500」を発表。500GB HDDを搭載し、デジタルダブルチューナも内蔵。ドルビーTrue HDや、DTS-HDのデコードにも対応する。 さらに、BD-LIVEもサポートしており、対応ディスクのボーナスコンテンツが利用できることも特徴としている。フランスで発売する予定で、時期や価格は未定。 Blu-rayプレーヤーは2モデルを秋に発売。いずれもHDオーディオに対応し、BD-LIVE機能も備えている。トップモデルの「BDP-BD55」は、HDMI以外にアナログの7.1ch出力も備えている。普及モデルの「BDP-BD35」は、世界最薄という薄さ49mmを実現している。
□Panasonic Europeのホームページ(英文) ( 2008年8月29日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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