|
JVC Europeは28日、29日から開幕するIFA 2008のプレスカンファレンスにおいて、フルHD D-ILAプロジェクタ最上位モデル「DLA-HD750」などの新製品を発表した。
■ 日本でも発売予定の新D-ILAプロジェクタ
プロジェクタの新モデルとして「DLA-HD750」と、「DLA-HD350」の2製品を、年末までに発売予定。欧州をはじめ、日本を含む全世界での発売を目指す。それぞれ従来モデルのDLA-HD100、DLA-HD1の後継機種と位置づけられているが、一定期間はHD100/HD1も併売される。 新製品の価格は未定だが、ターゲットプライスはHD750が8,000ユーロ以下、HD350が6,000ユーロ以下と設定している。本体カラーはいずれもブラック(B)を用意し、HD350はホワイトモデルもラインナップする。 主な改善点として、光源の見直しにより明るさをHD100/HD1の600/700ルーメンから、両モデル800ルーメンに向上。ネイティブコントラストは従来と同じで、HD750が3万:1、HD350が15,000:1となっている。両機種の違いとして、HD750には新カラーマネジメント技術を採用する。さらに、HD750にはPC入力用のアナログRGB(D-Sub 15ピン)も備える。
0.7型フルHD D-ILAデバイスを搭載。レンズは光学2倍ズームレンズ(F3.2~4.3)。レンズシフトにも対応する。光源は200W UHPランプ。投射サイズは60~200型。 HDMI入力は2系統で、バージョンは1.3。Deep Colorもサポートする。その他の入力はコンポーネント/S映像/コンポジットが各1系統。RS-232Cも備える。 筐体は、従来のレンズが中央に配置された形状から、アシンメトリーなデザインに変更。やや丸みを帯びたフォルムを採用している。レンズカバーは電動開閉式。外形寸法は365×478×166mm(幅×奥行き×高さ)で共通。
■ Blu-rayシステムで「インディ・ジョーンズ」最新作BDをバンドル
欧州で9月発売を予定するBlu-rayシアターシステム「NX-BD3」も発表。価格は1,200ユーロを想定する。なお、日本での発売は検討中としている。 発売時のプロモーションとして、ほぼ同時期にリリースされる「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のBlu-ray Discビデオを同梱するキャンペーンを行なう。 「NX-BD3」は、BDプレーヤーと、出力55W×4ch+200W(サブウーファ)で2.1chフロントサラウンドも可能なアンプ、スピーカーをセットにした製品。DLNAにも対応し、ネットワークメディアプレーヤーとしても利用できる。 HDMI CECに対応。1080/24p再生も行なえる。高音質化機能として独自の「K2テクノロジー」も投入されている。
□JVC Europeのホームページ ( 2008年8月29日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|