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Macintosh用としては初となる、株式会社ピクセラの地上デジタルチューナ「CaptyTV Hi-Vision(PIX-DT141-PU0)」の発売が、9月5日からスタートした。価格はオープンプライス。編集部が5日に確認したビックカメラ有楽町店では22,800円(+ 10%のポイント還元)で販売されていた。 Mac用のデジタルチューナは、ピクセラが8月4日に初めて開発表明を行ない、9月上旬の発売を予告。5日よりの販売開始となった。アイ・オー・データ機器も8月21日に開発を表明しているが、こちらは2008年内の発売予定となっている。
USB 2.0接続型の地デジチューナで、ハイビジョン映像の視聴が可能。HD映像用デコーダやDRMをMac用に自社開発し、製品化を実現した。視聴ソフトとして「Station TV LE for Mac」を付属しているが、発売当初は視聴のみで、録画はできない。録画機能の追加アップデートは10月、iEPGを使った予約録画機能は11月のアップデートでの提供を予定。ダビング10もサポート予定だという。 字幕放送やデータ放送にも非対応だが、こちらも今後のアップデート対応が検討されている。発売開始当初は視聴のみのシンプルな仕様だが、Macで地上デジタル放送を視聴できる唯一の製品であるため、待ち望んでいたユーザーも多いだろう。「Station TV LE for Mac」は視聴ウインドウサイズを自由に変更でき、「ながら見」も可能。Apple Remoteにも対応しているのもMac用ならではのポイントだ。
「Macの筐体とのデザインマッチをテーマにした」という、シンプルなシルバーデザインの筐体も特徴。外形寸法は約78×132×17.8mm(幅×奥行き×厚み)、重量は約110g。USBバスパワーで動作するため、ACアダプタなどは不要。対応OSはMac OS X v.10.4.11/10.5.4以降。放送データをソフトウェアデコードしているため、デュアルコア以上のCPUを搭載したMacが必要。
ビックカメラ有楽町店の1階入り口付近では、アップルがMacやiTunes、iPodなどをアピールするイベントが5日~15日まで開催中。PIX-DT141-PU0はその一角で販売されており、その特徴は大型スクリーンでも解説されていた。
□ピクセラのホームページ
(2008年9月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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