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パイオニア株式会社は、シアターサラウンドシステム2機種を10月中旬より発売する。SACD/DVDオーディオ/DVDビデオプレーヤーも内蔵した「HTZ-LX61DV」と、5.1chサラウンドシステムのみの「HTP-LX51」を用意。価格はどちらもオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、LX61DVが10月中旬で12万円前後、LX51が10月下旬で11万円前後の見込み。
マルチチャンネルアンプを内蔵したメインユニットと、5.1chスピーカーをセットにしたシアターシステム。「HTZ-LX61DV」のみ、メインユニットにプレーヤーを内蔵。DVDビデオに加え、SACD/DVDオーディオの再生も行なえる。それ以外の主な仕様は共通。 フロントとサラウンドスピーカーが、ユニットを天面に備えているのが特徴。ユニットを上方に向けることで「平面的な音の響きだけでなく、上からも音が降り注ぎ、空間の広がった心地よいサラウンドを実現。音の立体感や遠近感もリアルに表現できる」という。
独自開発バーチャルサラウンド技術「フロントサラウンド・アドバンス」も利用可能。サラウンドスピーカーを前方にしか設置できない環境でも、DSPを使用し、コンテンツの周波数特性を加工することなく、左右の耳で感じる音圧差のみを制御することで、サラウンドスピーカーが背後にあるかのようなリアルな音場を実現できるという。
自動音場補正技術「Advanced MCACC(Multi-Channel Acoustic Calibration System)」も利用可能。付属マイクを使用し、各スピーカーの音量、距離、音質を、環境に最適な状態に設定できる。 メインユニットの前面にはUSB端子を備え、iPodを接続可能。デジタル伝送することで、高音質再生が可能。HTZ-LX61DVのみ、USBメモリ内の音楽ファイルも再生可能。 なお、前面にはモーションセンサーも配置。操作やディスクの入れ替えなどで本体に近づくと、センサーが感知し、自動でディスプレイが点灯。離れると自動で消灯する。天面の各ボタンはタッチセンサーで、デザイン性も高めている。 HDMI端子を出力1系統、入力2系統装備。KURO LINKもサポート。AM/FMチューナも備えている。別売のデジタルワイヤレスリアスピーカー「XW-1」も追加可能。スピーカースタンド「CP-ST100」も同時期に発売する。
□パイオニアのホームページ
(2008年9月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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