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株式会社ケンウッドは、オーディオプレーヤー「Media Keg」シリーズのフラッシュメモリモデルにおいて、microSDカードスロットも備えた「MG-E」シリーズ2機種を発売する。価格は全てオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、内蔵メモリ4GBの「MG-E504」が9月下旬で15,000円前後、2GBの「MG-E502」が10月下旬で13,000円前後の見込み。カラーは各モデル、ホワイト(-W)、ブラック(-B)、ピンク(-P)を用意する。 内蔵メモリに加え、SDHC対応のmicroSDカードスロットも備えており、メモリの追加が行なえる。同日に発表したSD/USB搭載コンポ「UD-E77WSD」で録音したmicroSDカードも再生できるほか、USB接続してMedia Kegにダイレクト録音することもできる。 音質を重視しており、高品位なDACを採用することで「大音量から小音量まで歪みを抑えたクリアな音楽再生を実現した」という。ヘッドホン端子に対してヘッドホンアンプを最短距離でレイアウトするなど、ノイズ対策も施されている。 また、ネオジウムマグネットを使った11.5mm径ユニットを採用する、カナル型ヘッドホンを同梱。イヤーピースはS/M/Lの3サイズを用意。コード素材にはエラストマーを使用。からみ防止スライダーも備えている。 再生対応フォーマットはMP3(32~320kbps CBR & VBR)、WMA(32~320kbps CBR/32~355kbps VBR/DRM9対応)、AAC(32kbps~320kbps CBR & VBR)と、WAVにも対応。DRM付のAACには対応していない。5バンドのグラフィック・イコライザも内蔵。サウンドモードとしてBASS/POPS/ROCK/JAZZ/DANCE/VOICEを用意。カスタム設定も登録できる。 PCとの接続はUSB 2.0。USBストレージクラスに対応し、Windowsのエクスプローラでドラッグ&ドロップでの楽曲ファイル転送が可能。Windows Media Playerでの転送にも対応している。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。 トラック6行表示が可能な、1.5型の有機ELディスプレイを採用。カラー表示が可能で、ジャケット画像だけでなく、JPEGやBMPファイルの表示も可能。音楽を聴きながらスライドショー表示させることもできる。
ヘッドホン出力は7mW×2ch(16Ω時)。電源は内蔵のリチウムイオン充電池を使用。連続再生時間は54時間(MP3 128kbps時)。充電はUSB経由で行ない、充電所要時間は約3.5時間。外形寸法は約92.5×41×11.8mm(縦×横×厚さ)。重量は43g。
□ケンウッドのホームページ
(2008年9月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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