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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2008年8月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比100.6%の1.974億円で、15カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の8月の出荷実績は103万2,000台。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比106.3%の1,401億円で15カ月連続のプラス。音声関連機器は、同94.2%の103億円で、2カ月ぶりにマイナスとなった。 8月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比115.1%の68万1,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は2.2%、88.9%、9.0%。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比123.8%の60万5,000台。37型以上は、同148.0%の17万8,000台。PDPの出荷台数は同106.1%の6万1,000台。うち、43型以下がPDP全体の約8割以上。 DVDビデオは前年同月比69.3%の29万3,000台で5カ月連続の前年割れ。うち録再機は同69.5%の14万1,000万台、再生機は同69.2%の15万2,000台で、いずれも前年比70%未満となった。 一方、Blu-ray Discを中心とした「次世代ディスクレコーダ/プレーヤー」は、前年比7,696.5%の10万9,000台と好調に推移。数量ベースで、DVDビデオと合わせた光ディスク市場全体の27%を占めている。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は103万2,000台で、内訳はテレビが前年同月比123.1%の65万4,000台、単体チューナが同125.5%の1万5,000台、STBが同89.0%の10万台、デジタルレコーダが同71.8%の13万台、次世代光ディスクレコーダが13万台、チューナ内蔵PCが同175.1%の2万5,000台。地上デジタルテレビのテレビ全体に占める割合は96.1%。 参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の7月出荷台数は289万1,000台。ワンセグ内蔵PCの8月出荷台数は2,000台、車載用地上デジタルテレビ受信機器は8万台。 ビデオカメラは前年同月比97.7%の13万5,000台で、再び前年割れとなった。7割以上を占めるハイビジョン対応機種の勢いが弱くなり前年比1桁伸長となったため、ハイビジョン非対応機種の落ち込みをカバーできなかったのが要因。デジタルオーディオプレーヤーは同114.7%の26万3,000台で、そのうち88%の23万1,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。カーナビは27万9,000台、前年同月比95.0%。HDDタイプ(その他)、DVD-ROMタイプの台数構成比は73.4%、26.6%。
□JEITAのホームページ ( 2008年9月25日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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