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株式会社アイ・オー・データ機器は29日、1,920×1,080ドット/フルHD解像度のパネルを採用し、地上デジタルチューナを内蔵。HDMI端子も備えた21.6型液晶ディスプレイ「LCD-DTV222XBR」の開発発表を行なった。 同じくフルHD解像度のパネルを採用した、チューナ非搭載の21.5型「LCD-MF221X」もラインナップ。どちらも発売日や価格は未定。9月30日から10月4日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」の同社ブースで展示する。
■ チューナ搭載の21.6型
同社製地デジチューナモジュールを内蔵した、21.6型の液晶ディスプレイ。パネル解像度は1,920×1,080ドットの16:9であるため、デジタル放送などを黒帯なしで全画面表示できるという。I/P変換回路も備えており、1080iのインターレース映像も画面ボケやジャギーを低減して、滑らかに表示できるとする。 ドット・バイ・ドット、アスペクト比を固定したままの「スマートズーム」、ズーム、レターボックス表示が利用可能。表面はノングレアタイプ。輝度は300cd/m2。視野角は上下160度、左右170度。コントラスト比は1,000:1。応答速度は5ms。 地デジはEPG表示をサポートしており、全12チャンネルの番組表を一画面に表示可能。字幕放送にも対応する。データ放送と双方向機能には非対応。2.5W×2chのスピーカーも内蔵しており、SRS TruSurround XTもサポート。広がりのある音でテレビが楽しめるという。ほかにも、オンタイマーやスリープタイマーなど、テレビ的な機能を装備する。
地デジ画面をPinP(子画面表示)することができ、小画面の表示位置はカスタマイズ可能。入力端子はHDMI×2、D5×1、HDCP対応のDVI-D×1を備える。消費電力はテレビ表示時で60W、PC表示時で50W。外形寸法は522×215×411mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6.6kg。スタンドは上側に20度、下側に5度のチルトが可能。
□ニュースリリース
■ チューナ非搭載の21.5型
前述の21.6型と同じく、フルHD/1,920×1,080ドットのパネルを採用。ノングレアタイプで、輝度は300cd/m2。視野角は上下160度、左右170度。コントラスト比は1,000:1だが、DCR(Dynamic Contrast Ratio)を備えており、最大10,000:1を実現できるとする。 I/P変換回路も搭載。入力端子はHDMI、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、HDCP対応のDVI-D、ステレオミニの音声入力を各1系統用意。出力1W×2chのスピーカーも内蔵する。
消費電力は通常使用時で33.5W。外形寸法は510×170×401mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.3kg。スタンドのチルトは上側に15度、下側に5度調整できる。
□ニュースリリース
□アイ・オー・データ機器のホームページ
(2008年9月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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