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ヤマハ株式会社は、iPod用Dockを備えたミニコンポ3機種を11月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「MCR-330」が39,800円前後、「MCR-230」が36,800円前後、スピーカーが付属しない「CRX-430」が34,800円前後の見込み。カラーリングはいずれもブラックのみ。 シリーズが「MCR」2機種と「CRX-430」1機種にわかれており、「MCR」シリーズはCDプレーヤーとアンプ、チューナを内蔵したメインユニットと、2ウェイブックシェルフで構成。2機種のメインユニットは共通。「CRX-430」はメインユニット単品での発売となる。
■ MCRシリーズ
天面にiPod用DockとUSB端子の両方を備えているのが特徴。iPodだけでなく、USBメモリなどに保存したMP3/WMAファイルも再生可能。対応iPodはクリックホイール仕様のiPodと、iPod touch/nano/mini。 メインユニットの仕様は2機種で共通。違いは付属のスピーカーで、MCR-330は、エンクロージャにピアノブラック調の表面仕上げを施している。サランネットはギターをイメージしたデザイン。メインユニットのフロントパネルは、スピーカーと色調を合わせたブラックのアルミヘアライン仕上げとしている。 MCR-230のスピーカーは木目ブラック仕上げ。ターミナルも異なり、330がネジ式であるのに対し、230はプッシュタイプとなっている。ユニットは10cm径のコーンウーファと2.5cm径のバランスドームツイータを採用する。
どちらのスピーカーも奥行きが長く、330の外形寸法は123×296×192mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.3kg。230は123×294×192mm(同)で2.1kg。キャビネットの容量を大きくすることで、マイクロコンポながら豊かな低音再生ができるという。
メインユニットはiPod/USBメモリに加え、音楽CD、CD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルも再生可能。FMチューナも搭載している。アンプ部はデジタルアンプで、定格出力は20W×2ch(6Ω)。出力端子はサブウーファプリ×1、ヘッドフォン(ステレオミニ)×1。消費電力は25W。外形寸法は180×303×117mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.1kg。
■ CRX-430 英国で発売されているマイクロコンポ「M170」の後継モデルとして開発され、日本でも発売されることになった。スピーカーは別売。アンプ部はアナログアンプとなっている。対応するiPodはMCRシリーズと同じ。ラジオはAM/FMに対応する。 CDプレーヤーとiPod Dockを搭載。USB端子は備えていないが、CD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルも再生できる。また、RCAのアナログ音声入出力も各1系統備えている。 アンプ部の定格出力は25W×2ch(6Ω時)。消費電力は55W。外形寸法は210×359.5×109mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.65kg。
□ヤマハのホームページ
(2008年10月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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