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カーナビの顧客満足度1位はパイオニア「カロッツェリア」
-「楽ナビ」/「サイバーナビ」が同率首位。JDパワー調査


10月9日発表


 J.D.パワー アジア・パシフィックは、日本における2008年のナビゲーションシステム顧客満足度調査の結果を発表した。

 同調査は2006年4月から2008年3月までの期間に発売された市販ブランドのナビゲーションを購入した人を対象に、製品の満足度を調査したもの。13メーカー、42モデルを対象に、2008年7月にインターネット調査を実施し、3,477人から回答を得た。

 調査では、メーカーや店舗からの「サービスサポート」、目的地検索やルート案内などの「ドライビングサポート」、AV機能や通信を利用したサービスなどの「カーライフサポート」、「コスト」の4つのファクターをもとに、満足度を測定。1,000ポイントを満点として、各モデルの評価をスコアで表した。

 据え置き型ナビの顧客満足度第1位は、パイオニア「カロッツェリア 楽ナビ/HDD」と、「カロッツェリア サイバーナビ/HDD」。577ポイントで同率首位となった。対象モデル中、楽ナビは「ドライビングサポート」、サイバーナビは「サービスサポート」と「カーライフサポート」において最も高いスコアを上げたという。

 第3位は567ポイントで、パナソニック「Strada/HDD」と、「Strada Fクラス/HDD」が同スコア。Strada/HDDは全ての項目で平均を上回った。またFクラス/HDDは「カーライフサポート」項目が高い評価を得た。

 続いて、第5位は550ポイントで、クラリオン「MAXシリーズ/HDD」。第6位は548ポイントで、富士通テン「ECLIPSE AVNシリーズ/HDD」。以上の6製品が業界平均スコアの548ポイントを上回った。なお、この総合満足度ランキングは、PNDやサンプル数の少ない機種などを除いた12モデルが対象となっている。

 据え置き型ナビの選定理由は、「HDDやDVDなどの基本スペック」が最も多かったという。

 一方PNDは、「コスト」については満足度は高かったが、平均総合満足度は据え置き型より低い結果になったという。同社では「今後PNDは、コストパフォーマンスを維持するとともに、ドライビングサポートの機能や性能の向上が求められるであろう」としている。


□JDパワーのホームページ
http://www.jdpower.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.jdpower.co.jp/press/pdf2008/2008Japan_Navi_CSI_J.pdf

( 2008年10月9日 )

[AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]


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