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株式会社オーディオテクニカは、アナログレコードプレーヤーのMCカートリッジとMCトランスなどを11月21日に発売する。価格は、MCカートリッジの「AT33EV」が57,750円。MCトランスの「AT2000T」が94,500円。 またアクセサリで、ターンテーブルプレートの「AT6288」とディスクスタビライザーの「AT6284」を同日に販売する。価格はそれぞれ25,200円。
■ 「AT33EV」「AT2000T」 MC型のステレオカートリッジの「AT33EV」。針は楕円スタイラスチップを、カンチレバーは高硬度のジュラルミンテーパーパイプを使用している。
ネオジウムマグネットとPCOCC採用コイルの「デュアルムービングコイル」を採用。また、不要な振動を抑える「VCモールド」と振動吸収性に優れた「ハネナイト」ゴムを採用している。 再生周波数帯域は15Hz~50kHz、出力電圧は0.3mV、チャンネルセパレーションは30dB(1kHz)、出力バランスは0.5dB(同)。針圧は1.8~2.2gの範囲で設定可能で標準は2.0g。コイルインピーダンスは10Ω(1kHz)。 外形寸法は16.6×26.5×16mm(縦×横×厚み)。重量は6.9g。非磁性体ドライバーやプロテクター、ビスなどが付属している。
「AT2000T」は、広帯域特性を持ったMCトランス。2~17ΩのMCカートリッジに対応。トランスへの不要共振を低減するフローティングインシュレーションを採用。堅牢で外来ノイズに強いメタルボディとなっている。 周波数特性は10Hz~50kHz、昇圧比は24dB、推奨負荷インピーダンスは47kΩ、チャンネルバランスは0.5dB以内、チャンネルセパレーションは85dB以上。外形寸法は140×115×89mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.2kg。
□製品情報(AT33EV)
■ そのほかのアクセサリ ターンテーブルプレート「AT6288」は、アルミニウム+ポリカーボネートをサンドイッチし、さらにハネナイトと重ねた、高音質/制振設計とする。寸法は289×4.5mm(外径×厚み)、重量は約470g。 ディスクスタビライザーの「AT6284」は、真鍮とポリカーボネード、ハネナイトを採用した制振設計で、EPアダプタとしても使用が可能だという。寸法は69×27.5mm(外径×厚み)、重量は約320g。
そのほか、ケーブル類も新発売される。アームケーブルの「AT6209R/1.5」が37,800円、「AT6209J/0.3」が28,875円、「AT6209P/1.5」が40,425円。グランドケーブルの「AT6205G」も発売。0.5mが5,040円、1.5mが7,560円、3.0mが10,080円となっている。
□製品情報(AT6288)
□オーディオテクニカのホームページ ( 2008年10月17日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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