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米Appleは21日(現地時間)、2008年度第4四半期(7~9月)決算を発表した。売上高は前年同期比で16億8,000万ドル増の79億ドル、純利益は2億3,600万ドル増の11億4,000万ドルとなった。希薄化後の1株当り利益は1.01ドル。売上総利益率は34.7%(前年同期は33.6%)。 同四半期のiPodの販売台数は1,105万2,000台で、前年同期比で8%の増加。売上高は同3%増となった。iPhoneの四半期販売台数は689万2,000台で、前年同期の111万9,000台に対して大幅増。Macintoshの販売台数は同21%増の261万1,000台で、売上高も同17%増となった。 同社のスティーブ・ジョブズCEOは、「過去最高クラスの四半期業績。iPhoneの販売は絶好調で、(BlackBerryを展開する)RIMよりも多くの台数を販売した。今回の経済の下降局面の影響はわからないが、当社には最も強力な製品ラインがあり、最も優秀な人材と業界最高級の顧客がいる。また銀行には250億ドルの現金を安全に保有しており、借入金は全くない」と述べている。 また、同社ピーター・オッペンハイマーCFOは、「2008年度は売上高を35%伸ばし、91億ドルの現金を生み出したことを嬉しく思う。来期に関しては、視界が悪く、予想は困難な状況であるため、2008年10~12月期の予想も慎重にならざるを得ない」としており、来期の目標売上高は90億~100億ドル、希薄化後の1株当り利益として1.06ドル~1.35ドルを見込んでいる。 □アップルのホームページ ( 2008年10月22日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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