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三菱電機株式会社は、マルチメディアディスプレイの新モデルとして、24型/1,920×1,200ドットパネル搭載の「MDT243WG」を11月7日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後。
MDT243WGは、クリアピアノブラック仕上げとなっているが、マットな色調のサテンブラックモデル「MDT243WG-SB」も限定3,000台で11月7日より発売する。 24.1型/1,920×1,200ドットのA-MVAパネルを採用した液晶ディスプレイ。最大の特徴は、新開発の動画ブレ抑制技術「MP ENGINE II」を搭載し、残像の低減とともに輝度の向上を図ったこと。各画像フレームに黒挿入を行なうほか、黒挿入に同期したバックライト消灯、さらにオーバードライブの最適化により残像感を低減。加えて、バックライトシステムを大幅に見直すことで、動画表示モード「MP MODE」時の輝度が従来モデル「MDT242W」比で約20%向上した。また、新たに各入力と画質設定モードごとに輝度を調整可能とした。 映像ソースの明るさに応じてバックライトを制御し、引き締まった黒を表現する「Contrast Ratio Optimizer」(CRO)機能も搭載。コントラスト比は1,000:1(CRO利用時2,000:1)、輝度500cd/m2、視野角は上下/左右178度。応答速度は16ms(Gray to Gray 6ms)で、MPRT(動画応答時間)は10ms。 映像入力端子は、HDMI×2、D5×1、S映像×1、コンポジット×1、HDCP対応DVI-D×1、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1を装備。アナログ音声入力×3(RCA×2、ステレオミニ×1)や、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1(ステレオミニ)、ヘッドフォン出力×1も備えている。
5W×2chのステレオスピーカーを内蔵。ユニットの特性やスピーカー開口部の形状などの音質への悪影響を補正信号を加えて打ち消す「DIATONEリニアフェイズ」技術と、新採用の低共振スピーカーの組み合わせにより、歪みの少ない低音再生を可能とした。 上25度/下10度のチルト機構や、90度のスイーベル機構も搭載。消費電力は110Wで、省エネモード時(スリープ)2W以下/(オフモード)1W以下。スタンドを含む外形寸法は558.5×270×406.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.9kg(スタンドなし)/約11.2kg(スタンド含む)。入力切替などが行なえるリモコンや、HDMIケーブル、DVIケーブルなどが付属する。 □三菱電機のホームページ ( 2008年10月22日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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