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社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)とYouTubeは23日、JASRACが管理する楽曲のYouTubeにおける利用に関する包括的な利用許諾契約を締結。これにより、JASRAC管理楽曲を、ユーザー自身が演奏・歌唱した動画も正規コンテンツとしてアップロードできるようになる。 この契約による許諾には、レコード会社が制作するミュージックビデオなどの公式コンテンツにおける楽曲の利用に加え、ユーザーが作成するオリジナルビデオにおける楽曲の利用も含まれている。YouTubeの売り上げの1.875%をJASRACに支払うことで合意に至った。なお、「ニコニコ動画(秋)」を展開するニワンゴも、JASRACとの間に同様の許諾契約を結んでいる。
YouTubeはJASRAC以外にもジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)や、イー・ライセンス(e-License)とも包括利用許諾契約を締結しており、日本で最大の楽曲数を管理するJASRACの許諾が加わることで「ライセンス取得済みの音楽著作物(曲及び歌詞)の範囲が国内最大級のオンラインサービスになる」としている。
□JASRACのホームページ
(2008年10月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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