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NECディスプレイ、携帯電話と接続可能なDLPプロジェクタ
-USB搭載。Bluetooth機能の追加で静止画の受信も


NP62J/NP52J(外観は共通)

11月12日発売

標準価格:「NP62J」333,900円
       「NP41J」281,400円


 NECディスプレイソリューションズ株式会社は、「ビューライト」シリーズのDLPデータプロジェクタ2モデルを11月12日に発売する。輝度3,000ルーメンの「NP62J」と、2,600ルーメンの「NP52J」を用意し、価格はNP62Jが333,900円、NP41Jが281,400円。

 いずれも0.55型/1,024×768ドットのパネルを搭載するDLPプロジェクタ。コントラスト比は1,600:1で共通。大きな特徴は、USB端子を備え、パソコンレスでプレゼンテーションが行なえること。市販USBケーブルで携帯電話と接続することにより、携帯電話のメモリ内にある静止画も表示できる。対応フォーマットはJPEG/PNG/BMP/GIF。

 そのほか、オプションでBluetooth対応のUSBアダプタ「NP01BA」(13,440円)を11月12日に発売。対応携帯電話から静止画のワイヤレス受信が可能になる。Bluetooth接続時の受信対応フォーマットはJPEGのみ。

 光源はACランプで、出力はNP62Jが220W、NP41Jが200W。ランプエコモード時はいずれも170W。マグネシウム筐体を採用するほか、ランプの冷却はファンと小型ポンプを組み合わせた方式とし、本体の重量を1.7kgまで軽量化している。

 上記以外の主な仕様は両モデル共通。6セグメントのカラーホイールを搭載し、中間調の再現性を向上させる「BrilliantColor」技術を採用する。カラーホイールの各セグメントに当てるランプ光量をプログラム調整し、用途に合わせた色再現を可能にするという「Variable Illumination」技術も搭載する。自動台形歪み補正機能も装備。

 レンズは1.2倍マニュアルズーム/オートフォーカス。投射サイズは33~300型、投射距離は1.5~13.4m。冷却ダクトの新規設計によりファンの回転数を低減し、動作音はノーマルモード時37dB、エコモード時は32dB。

 電源コードをコンセントに挿すと自動で電源ONとなる機能や、起動時に入力されている信号を自動で検知して切り替えの手間を省く機能を搭載。冷却を待たずに電源を切ることが可能なダイレクトパワーオフ機能も備える。

 映像入力は、S映像/コンポジットが各1系統、コンポーネント兼用のアナログRGB(D-Sub 15ピン)を1系統搭載する。出力0.3Wのモノラルスピーカーも内蔵する。

 消費電力は、NP62Jが300W、NP52Jが275Wで、エコモード時にはいずれも235Wとなる。外形寸法と重量は共通で、246×177×72mm(幅×奥行き×高さ)、1.7㎏。リモコンやソフトケースなどが付属する。


□NECディスプレイのホームページ
http://www.nec-display.com/
□ニュースリリース
http://www.nec-display.com/jp/press/2008/1028.html
□製品情報
http://www.nec-display.com/jp/projector/viewlight/np61j.html
□関連記事
【6月27日】NECディスプレイ、3,000ルーメンの小型DLPプロジェクタ
-マグネシウム筐体/独自冷却方式でクラス最軽量の1.6kg
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080627/necd.htm

( 2008年10月28日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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