|
パイオニア株式会社は28日(米国時間)、韓国Samsung SDIと関連2社に対する米テキサス州東部地区連邦裁判所での特許侵害訴訟において、Samsung SDI側が5,900万ドルの損害賠償額をパイオニアに支払う旨の陪審評決を得たと発表した。 訴訟は2006年9月に起こされたもので、パイオニアの保有するプラズマディスプレイパネル(PDP)関連特許の侵害行為差し止め、及び損害賠償金の支払いを求めていたもの。「現行プラズマテレビの基本構造に関する特許」(米国特許第5,182,489号)と、「プラズマ放電を形成する電極の形状に関する特許」(同5,640,068号)の2つの特許について侵害を訴えていた。 パイオニアは、この評決を受けて、「プラズマディスプレイ業界における当社の知的財産権の価値の高さを示すもの。今後も自社の知的財産権を守る基本方針を維持する」としている。
□パイオニアのホームページ ( 2008年10月29日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|