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三洋電機、ツインランプ採用液晶プロジェクタ
-ランプ交換無しで約6,000時間投射可能


2009年1月9日発売

標準価格:105万円


 三洋電機株式会社は、自動ランプ選択機能「ツインランプシステム」を搭載した液晶データプロジェクタ「LP-XTC50(W)」を2009年1月9日に発売する。価格は105万円。

 1.0型/1,024×768ドットの液晶パネルを採用したプロジェクタ。大会議室やホール、大講堂などでの利用を想定しており、「ランプを交換せずに長時間利用したい」という要求にこたえるべく、2つのランプ光を自動で選択する「ツインランプシステム(自動ランプ選択機能)」を搭載。従来の1灯モデルの2倍となる約6,000時間の投射を可能とした。330W NSHAランプを2灯内蔵している。

 ランプ利用モードとして、両方のランプを交互に利用する「交互切換えモード」と、片方のランプを交換推奨時間まで使用した後、もう片方に切換る「順次切換えモード」の2種類が用意されている。交互切換え時には、2回分のランプ交換を1回で済ますことができるので、メンテナンス費用を削減できる。順次切換えでは、万一のランプ切れに対しても、ランプ交換なしに利用を続けられるという利点がある。

 また、プロジェクタ内部に混入する埃などを防ぐ、フィルタも改善。フィルタの目詰まりを吸排気の風量から検出し、劣化に応じて自動的にフィルタを巻き取る「アクティブ・メンテナンス・フィルターシステム」を搭載。10回分のフィルタ交換を1回で済ませられるという。

 輝度は5,000ルーメン、コントラスト比は1,100:1(全白:黒)。レンズは1.3倍(F1.7~2.1)で、投射サイズは30~300型m。上下±50度、左右±15度のレンズシフトや、台形補正機能も備えている。3.0W×2chのステレオスピーカーを内蔵する。

 入力端子は、DVI-D×1とアナログRGB×2(D-Sub15ピン×1、BNC×1)、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×4(ステレオミニ×2、RCA×2)などを装備。モニター出力(D-Sub 15ピン)×1や、アナログ音声出力×1(RCA)も備えている。

 消費電力は550W(ランプ「Eco」時440W)。外形寸法は451×550.1×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は15.4kg。リモコンなどが付属する。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0811news-j/1106-1.html

( 2008年11月6日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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