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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCE)は2日、「PLAYSTATION 3(PS3)」の最新ファームウェア Ver.2.53を公開した。Webブラウザ機能において、Flash Playerのフルスクリーンモードに対応。これにより、Flashを利用しているニコニコ動画やYouTubeなど、動画共有サイト利用時に、動画部分を拡大、および全画面表示ができるようになった。 PS3は10月15日に公開されたシステムソフトウェア バージョン2.50において、WebブラウザがFlash9に対応。YouTubeやニコニコ動画の動画も再生に対応した。しかし、ニコニコ動画で拡大を、YouTubeで全画面表示機能をONにしても、PS3のブラウザでは表示サイズが変わらず、拡大できなかった。
新ファームでは編集部でテストしたところ、ニコニコ動画での拡大表示、YouTubeの全画面表示ともに機能することが確認できた。16:9のコンテンツをYouTubeで再生し、全画面表示すると、ワイドテレビの画面一杯に映像が表示され、テレビ放送のような感覚で楽しむことができる。シークバーや全画面終了ボタンなどは画面下部に配置される。
なお、PS3では従来からWeb画面の拡大/縮小表示機能を持っており、コントローラーの右アナログスティックを押し込むと、動画部分を中心とした拡大表示も行なえた。そのため、アップデート前から同様の表示は可能だったが、YouTubeではスティック押し込み時に左右に若干Webページの端が表示されるなど、完全な映像全画面表示にするには微調整が必要だった。今回の機能はより簡単に動画を大きく表示して楽しめる機能追加と言えるだろう。
□SCEのホームページ
(2008年12月2日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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