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デノン、世界初のBlu-ray対応ユニバーサルプレーヤー
−DENON LINKでジッタ低減。2系統HDMIで音と絵を個別伝送


プレミアムシルバーモデル
2009年1月下旬発売

標準価格:54万6,000円


 株式会社デノンコンシューマーマーケティングは、Blu-ray Discビデオに加え、SACDやDVDオーディオの再生にも対応した世界初のユニバーサルBlu-ray Discプレーヤー「DVD-A1UD」を2009年1月下旬に発売する。価格は54万6,000円。カラーリングはプレミアムシルバー(SP)、ブラック(K)の2色を用意する。

ブラックモデル

 BD-ROM(BDビデオ/BDMV)、BD-R/RE、DVDオーディオ、DVDビデオ、DVD-R/RW、SACD、CD、CD-R/RWの再生が可能なユニバーサルBDプレーヤー。SD/SDHCカードスロットも備えており、WMA/MP3の音楽、DivX 6の動画、JPEG静止画の再生も可能。圧縮音楽ファイル再生時には、失われた信号を再生成するという「コンプレスド・オーディオ・リストアラー」機能も利用できる。

 BDプレーヤーとしては2系統のHDMI Ver.1.3出力を備え、1080/60p、1080/24pの出力が可能。本体でドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのデコードも可能。アナログ7.1ch出力も1系統備えている。独自のエンハンサー技術「D.P.I.C.」も備えており、10bit演算処理で検出・補正することで、輪郭補正の精度を向上。周辺画素の影響も考慮に入れたエンハンス処理で、合計9画素の映像データをサンプルし解析する新アルゴリズムを採用。垂直、水平、斜め方向の画像を画素単位できめ細かく検出・処理。SD映像だけでなく、BDビデオなどのHD映像にも補正をかけることができる。

背面

 さらに、独自の高音質伝送技術「DENON LINK」も採用。SACDのDSD伝送に対応した「DENON LINK 3rd」の機能を引き継ぎながら、機能を高めた「DENON LINK 4th」を搭載。BDビデオ内の音声をHDMIで伝送する際に、デコードを行なうAVアンプとDENON LINK 4thで接続することで、アンプ内のDACを動作させるマスタークロックを、プレーヤー側へ返送。プレーヤーとアンプで同一のクロックを共有しながら集積回路を動作させることで、ジッタの少ない伝送を可能にしたという。

 ただし、連携できるのはDENON LINK 4thに対応したアンプのみ。既発売のモデルでは「AVP-A1HD」と「AVC-A1HD」が対応するが、「DENON LINK 4th」へのアップグレードを行なう必要があり、詳細は後日発表される。同社では今後、AVアンプ上位機種へのDENON LINK 4th標準搭載を計画している。

 さらに、2系統のHDMI出力を使った「AVピュアダイレクト」も利用可能。1つのHDMIで映像信号をプロジェクタなどへ、もう1つのHDMIで音声信号(2ch/マルチチャンネル)をAVアンプへと、独立して信号を送るもので、映像と音声の相互干渉を防ぎ、より高画質/高音質な再生ができるという。

 映像表示では「バーティカル・ストレッチ」表示に対応。通常シネマスコープのアスペクト比で画像を再生すると、画面の上下に黒帯が表示されるが、縦方向の上下に画像を引き伸ばすことで映像を全画面表示できる。「BD-Live」にも対応予定で、後日、ファームウェアのアップデートで再生可能になるという。HDMI CECもサポートしている。

 回路構成には独自の「Dynamic Discrete Surround Circuit-HD」(D.D.S.C.)」を採用。必要な信号処理回路をブロック毎にディスクリートさせた構成で、各ブロック用に専用回路を用意。BD用にはハイビットオーディオデコード部、バスマネジメント部、Advanced AL32 Processing Multi Channel部、DACを含めたアナログオーディオ部をそれぞれブロック毎に構成している。

 CDのビット数を拡張して処理する独自の「ALPHA Processing」の最新版である、「Advanced AL32 Processing」を搭載。BDビデオのサポートを機に、従来の24bitから32bitへと拡張ビット数をアップ。「歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域、より原音に近い再生が可能」という。全チャンネルにAdvanced AL32 processingを搭載するほか、これに合わせて32bit/192kHz対応DACを全チャンネルに採用している。

 また、2chアナログ出力専用に、フルバランス伝送回路を用意。AVP-A1HD/POA-A1HDと組み合わせることで、プレーヤーのDACからパワーアンプの増幅まで、バランス伝送が可能。XLR端子も備えている。

内部構造

 ドライブは、ピュアオーディオのフラグシップモデル「DCD-SX」用に開発した「Advanced S.V.H. Mechanism」をベースに、BD/DVDのどちらでも制振性、静粛性、読取り精度を高めるファインチューンを施したものを使用。メカニズムを低い位置に設置することにより低重心化が図れ、ディスクの回転による内部的な振動や外部から受ける振動にも強い構造を実現したという。ほかにも、振動体の電源トランスをグラウンドの近く、インシュレーターの直上に配置。システム全体は相互干渉を防ぐため、アナログ回路用電源、デジタル回路用電源、サーボ部、デジタル信号処理部、ビデオ部、2chオーディオ部、マルチチャンネルオーディオ部の7ブロックに分離されている。

 出力端子はHDMI×2に加え、コンポーネント、S映像、コンポジット、DENON LINK、光デジタル音声、同軸デジタル音声、XLR音声、アナログマルチチャンネル音声を各1系統用意。Ethernet、RS232C、コントロール端子も備えている。SN比は125dB、ダイナミックレンジは110dB、全高調波歪み率は0.0008%。消費電力は80W。外形寸法は434×410×151mm(幅×奥行き×高さ)。重量は18.9kg。

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/dvda1ud.html

(2008年12月3日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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