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au、高音質配信対応の「Walkman Phone, Xmini」
−EXイヤフォン付属。小栗旬「持てばモテる」


12月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 auは、コンパクト筐体を採用し、新しい高音質音楽配信サービスに対応する「Walkman Phone, Xmini」(ウォークマン・フォン・エックスミニ)を12月下旬に発売する。端末の開発はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ。

4色のカラーバリエーションを用意する

 4GBのメモリを内蔵しており、75×44×18mm(縦×横×厚さ)の小型筐体を採用したことが特徴。重量は約75g。解像度240×320ドットの1.8型液晶ディスプレイを備えている。ボディカラーは、「グリーン×ブルー」、「パープル×ピンク」、「ホワイト×ターコイズ」、「ブラック×ブラック」の4色を用意している。

 「ウォークマンに携帯電話機能を追加した」というコンセプトになっているため、外部メモリスロットは装備しておらず、音楽を収録するのは4GB内蔵メモリのみとなる。カメラやサブディスプレイ、ワンセグ機能なども備えておらず、携帯電話としての機能はシンプルになっているのが特徴。

 音楽再生機能にこだわっており、ウォークマンにも搭載されている高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用。高音域を明瞭にする「DSEE」、左右チャンネルの音の分離を明確にする「クリアステレオ」、低音を増強する「クリアベース」機能を取り入れている。さらに圧縮時に失われた音声を補完する「net K2」技術も採用している。付属のイヤフォンもカナル型(耳栓型)のEXモニター「MDR-EX85SL」(6,195円)相当のものが付属。ユニットサイズは13.5mm径。背面にモノラルのスピーカーも備えている。

スライド筐体を開くと携帯電話、閉じると音楽再生が行なえる。超小型のデザインが特徴 背面にソニーエリクソンとウォークマンロゴ。右にあるのが内蔵のモノラルスピーカー
背面カバーを外したところ。バッテリだけでほぼ一杯というサイズだ 底面にコネクタ部。下がイヤフォン用平型コネクタ。上が付属のUSBケーブルや、別売ACアダプタ接続用のポート。充電スタンドは使用できない タッチセンサーキーを画面下部に備えている

 同端末発売に合わせてスタートする高音質音楽配信サービス「着うたフルプラス」に対応。「着うたフルプラス」は従来の着うたフル(HE-AAC/48kbps)と比べ、フォーマットをAAC、ビットレートを320kbpsに強化しているのが特徴。サンプリング周波数は16bit/44.1kHz。DRMは独自のKDRを採用している。

 楽曲の価格について、コンシューマ事業統括部コンテンツ・メディア本部長 雨宮俊武氏は「コンテンツプロバイダが決めることだが、ほぼ現在の着うたフルと同じ価格になると見ている」と説明。既発表の「W65T」でも対応するが、それ以外の既存の端末での対応はできない。「春からの機種では全モデルで対応する予定」(雨宮氏)だという。

 1曲あたりのファイルサイズは、従来の「着うたフル」が平均1.5MBなのに比べ、「着うたフルプラス」では10MB程度になる。ユーザーが保存に利用できるメモリ容量は約3.5GB。1.5MBの「着うたフル」の場合、約2,300曲収録できるという。そのため、「着うたフルプラス」では300曲程度保存できると推測できる。音楽再生時間はDSEE OFF時で「着うたフル」を再生した場合で約25時間10分、ONにすると約23時間。LISMO Video再生時間は約4時間10分(DSEE OFF)/約3時間50分(ON)。

本体カラーに合ったネックストラップが試供品として同梱される

 筐体はスライドボディで、スライド上部には、タッチセンサーキーを備えており、本体を閉じたままでも曲の再生/停止や、早送り/戻し、曲送り/戻し、ボリュームなどの音楽機能を利用できる。Bluetoothにも対応しており、対応イヤフォンなどでワイヤレスで楽曲再生も可能。

 上部にストラップが取り付け可能で、本体カラーに合ったネックストラップが試供品として同梱される。連続通話時間は約210分、連続待ち受け時間は約230時間。底面に充電接点は備えていないため、クレードル型充電器は利用できない。付属のUSBケーブルや、別売ACアダプタ接続用のポートを備えている。

イヤフォンはEX-85SL相当のものが付属する iPhone 3Gとの比較

 付属のイヤフォンで試聴したが、高域の荒れや、低域の量感不足は感じられない。クリアオーディオテクノロジーの採用により、ウォークマン単品モデルを連想させる、芯の通った情報量の多い、かつ力強い低音が特徴。“着うた=音質がイマイチ”という従来のイメージを覆すクオリティと言っていいだろう。


■ 「“音楽を携帯する”を形にした」

取締役執行役員常務でコンシューマ事業統括本部長の高橋誠氏

 取締役執行役員常務でコンシューマ事業統括本部長の高橋誠氏は、「着うたフルプラス」と、それに対応した端末について「au BOXと先日発表した高画質ケータイに続く、第3弾の動き」と説明。同時に、「au BOX」が12月1日の段階で5万台を突破し、携帯電話と音楽/映像の連携ニーズが高まっていることも示した。

 また、高橋氏は、既発売のウォークマンケータイ「W42S」や「W52S」では、他機種と比べ、「着うたフル」の利用率が2倍以上という調査結果を報告。「ウォークマンケータイは圧倒的に“音楽に近い携帯電話”。その新モデルでauは音楽でまた一歩前へ進みたい。Walkman Phone, Xminiのデザインは“音楽を携帯する”を形にしたもの。“圧倒的な音楽機能”、“音質の良さ”、Bluetoothやau BOXとの連携などによる“多様なリスニングスタイルへの対応”を体感して欲しい」と語り、新モデルの特徴をアピールした。

着うたフルプラス開始に伴い、LISMO Portも3.0へバージョンアップ。moraで購入した楽曲のCDへの書き出しや、LISMO Videoの制限緩和など、様々な機能強化が行なわれている 従来の着うた(右)と、着うたフルプラス(左)を比較したスペアナ。青いラインが圧縮後の音声で、赤いラインがオリジナル。右では16〜17kHzあたりから高域の情報がカットされているほか、低域でも音が省略されている。左の画像ではラインがほぼ同じになっているのがわかる

発表会場では音楽再生機能をアピールした各種展示が行なわれた

 発表会には、auが推進している「PAINT IT MUSIC 〜音楽で毎日を、塗りかえよう」のCM第3弾に起用された倖田來未さんが登場。CMソング「stay with me」をライヴで披露した。さらに、Walkman Phone, XminiのCMに起用された俳優の小栗旬さんも登壇。CMは小栗さんがロボットになり、顔が縦に割れて口の中からWalkman Phone, Xminiを取り出すというインパクトのあるもの。「ロボットらしい動きや声の出し方を追求しました」と小栗さんは収録を振り返った。

 倖田さんは高音質再生や4GBメモリに着うたフルが約2,300曲収録できることについて、「音楽の仕事をさせていただいているので、こんな素晴らしい製品が出て、皆が持ち歩いてくれて、“stay with me”を聴いていただけると嬉しいです。頑張って2,300曲作らないと」と笑う。なお、Walkman Phone, Xminiには「stay with me」の着うたフルプラス版(ショートバージョン)がプリインストールされているという。倖田さんの好きなカラーバリエーションは「最初はグリーン×ブルーでしたが、今はパープル×ピンクの気分」とのこと。小栗さんは、「グリーン×ブルー」がお気に入りのようで、「CM収録現場でも“これはカッコいい”、“持っていたら絶対モテるよ”と(スタッフに)話してました」とのこと。倖田さんは「小栗さんがそう言うなら(絶対にモテますよね)」と続き、場内の笑いを誘った。

小栗旬さん 倖田來未さん

小栗さん出演の端末CM。小栗さんがロボットになり、顔が縦に割れて口からWalkman Phone, Xminiを取り出すというインパクトのあるもの 倖田さんは「PAINT IT MUSIC 〜音楽で毎日を、塗りかえよう」のCM第3弾に起用

□auのホームページ
http://www.au.kddi.com/
□ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/1208/index.html

(2008年12月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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