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ビクター、18万円の“最高品位”ガラス素材CD
-村冶佳織など3作品を完全予約限定発売


2009年4月22日発売

標準価格:18万円(完全予約販売)


 ビクターエンタテインメント株式会社は、音楽事業80周年企画の一環として、独自技術「K2テクノロジー」やガラス素材を使った高音質CD「K2HD MASTERING+ CRYSTAL」を完全予約生産で2009年4月22日に発売する。

K2HD MASTERING+ CRYSTARLのロゴ

 K2HD MASTERING+ CRYSTARLは、ビクタースタジオのマスタリングワークス「FLAIR(フレア)」が有する高次元マスタリング技術「K2HD MASTERING」とメモリーテック株式会社のガラスによるCD製造技術(クリスタルディスク)を組み合わせ、“最高品位の音と品質を目指して共同開発した”という音楽CD。通常のCDプレーヤーで再生可能で、豊富できめ細かい音楽情報再現や、豊かな音場感を創り出すという。

 同技術を使って制作したCDは、「Super Excellent Glass」シリーズとして、2009年4月22日に発売。村治佳織の「アランフェス協奏曲」、フジ子・ヘミングの「奇蹟のカンパネラ」、川井郁子の「新世界」の3作品を完全予約限定で発売する。価格は18万円。

 最高100kHzにおよぶ広帯域での24bitの高分解能情報をCDフォーマットのマスターに収める「K2HDコーディング技術」を採用。さらに、音楽CD用基板として、物理特性に優れたガラス素材を採用した「クリスタルディスク」により、リアリティ感や高域の伸びや艶、豊かな音場感を向上したという。また、音のきめ細かさや立ち上がりの良さなど、ガラスならではのスピード感を再現できるほか、樹脂系の素材と比較して耐久性や磨耗性が向上し、経年変化による盤の反りや変形などの変化がほとんどない点も特徴としている。

通常CDとの物理特性比較 再生電気信号比較(ジッタ特性) 再生電気信号比較(アイパターン)

 クリスタルディスクでは、基板素材をポリカーボネイトからガラスに置き換えるだけでなく、反射膜はアルミから金に変更。さらに、製造方法もメタルスタンパーを使った光硬化法(2P法)とすることで、高精度なピット転写を実現しているという。

製造方法も2P法を導入 K2HD MASTERING+ CRYSTAL

□ビクターエンタテインメントのホームページ
http://www.jvcmusic.co.jp/
□Super Excellent Glass」シリーズの製品情報
http://www.jvcmusic.co.jp/crystal/
□メモリーテックのホームページ
http://www.memory-tech.co.jp/

( 2008年12月11日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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