東芝、SpursEngine搭載の18.4型AVノートQosmio G50など －超解像対応。フルHD液晶/地デジWチューナ

G50/98HとG50/97H(外観は共通)

12月下旬より順次発売 標準価格：オープンプライス

　株式会社東芝は、メディアプロセッサ「SpursEngine」を搭載し、超解像度変換などが可能なAVノート「Qosmio」など、ノートPC新モデルを12月下旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は下表の通り。搭載OSはいずれもWindows Vista Home Premium。

型番	液晶	仕様	HDD	店頭予想価格
Qosmioシリーズ
G50/98H	18.4型/1,920×1,080ドット Clear SuperView	地デジWチューナ SpursEngine HDMI GeForce 9600M GT	570GB	34万円前後
G50/97H			320GB	30万円前後
G50/96H		地デジシングルチューナ SpursEngine HDMI		26万円前後
F50/86H	15.4型/1,280×800ドット Clear SuperView	地デジシングルチューナ HDMI	250GB	21万円前後
dynabook Qosmioシリーズ
GX/G8H	18.4型/1,680×945ドット Clear SuperView	HDMI GeForce 9600M GT	320GB	24万円前後
FX/G7H	15.4型/1,280×800ドット Clear SuperView	HDMI GeForce 9600M GT		21万円前後

■ SpursEngine搭載/フルHD液晶のG50

背面にHDMIを搭載

　G50シリーズでは、地デジチューナを2基搭載し、CPUにIntelの最新CPU(未公開)を搭載した最上位モデル「G50/98H」など3製品をラインナップ。

　いずれも、映像処理にメディアプロセッサ「SpursEngine」を内蔵。MPEG-4 AVCへのリアルタイムトランスコードや、SD映像を高品位にHD化する超解像変換技術「レゾリューションプラス」などをノートPCで実現している。

　ディスプレイは、18.4型/1,920×1,080ドット液晶。地デジチューナは、G50/98HとG50/97Hが2基、G50/96Hが1基。従来モデルと同様に、約2Mbpsで録画できるモード「地デジ8倍録画」が利用可能。HDMI出力端子を1系統備える。harman/kardon製ステレオスピーカー/サブウーファを内蔵する。

　「G50/98H」以外のCPUはIntel Core 2 Duo P8600(2.4GHz)、メモリは4GB。HDDは98Hが320GB+250GBで、97Hと96Hが320GB。いずれもDVD±R DL対応スーパーマルチドライブを搭載する。

　アナログRGB(D-Sub 15ピン)や光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力、i.LINK、USB、e-SATAなどの端子を装備。133万画素のCMOSカメラや1000BASE-T Ethernetなども備える。無線LANはIEEE 802.11b/g/n draft 2.0。

　バッテリ駆動時間は98/97Hが約4時間、96Hが約4.5時間。外形寸法は452.3×311×38.2～48.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.9kg(98H)、約4.8kg(97H)、約4.7kg(96H)。リモコンが付属する。

■ 地デジシングルチューナのF50/86H

F50/86H

　F50/86Hは、15.4型/1,280×800ドット液晶を搭載。地デジシングルチューナを内蔵し、HDMIも装備。harman/kardon製スピーカー/サブウーファも搭載している。なお、SpursEngineは搭載しない。

　CPUはIntelのCore 2 Duo P8600(2.4GHz)、メモリは4GB、HDDは250GB。DVD±DL対応スーパーマルチドライブを内蔵する。光デジタル音声出力やヘッドフォン出力、i.LINK、USB、eSATA、1000BASE-T Ethernetなどを装備する。無線LANはIEEE 802.11b/g/n draft 2.0。

　バッテリ駆動時間は約2.4時間。外形寸法は368×278×38～47mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg。リモコンが付属する。

■ ゲーマー向け「dynabook Qosmio GX/FX」

　18.4型/1,680×945ドット(16：9)液晶を搭載し、テンキー付キーボードを備えた「GX/G8H」と、15.4型/1,280×800ドット(16：10)の「FX/G7H」を用意する。GPUにGeForce 9600M GT(ビデオメモリ512MB)を搭載している。いずれもHDMIやharman/kardon製スピーカー/サブウーファを搭載。SpursEngineは搭載しない。

　CPUはIntel Core 2 Duo P8600(2.4GHz)、メモリは4GB、HDDは320GB。DVD±R DL対応のスーパーマルチドライブを搭載する。光デジタル音声出力やヘッドフォン出力、i.LINK、USB、eSATA、1000BASE-T Ethernetなどを装備。無線LANはIEEE 802.11b/g/n draft 2.0。

　バッテリ駆動時間は、GX/G8Hが約4時間、FX/G7Hが約2.4時間。外形寸法と重量はGX/G8Hが約452.3×311×38,2～48.3mm(幅×奥行き×高さ)、約4.6kg。FX/G7Hが約368×278×38～47mm(同)、約3.3kg。

GX/G8H	FX/G7H

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_12/pr_j1201.htm
□製品情報
http://dynabook.com/pc/index_j3.htm
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【7月10日】【RT】SpursEngineでパソコンはどう変わる?
－「Qosmio G50」のアップコンバートやAVC変換を試す
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080710/rt061.htm
【6月23日】東芝、SpursEngine搭載/超解像度変換AVノート「Qosmio」
－CPUの10倍でAVCトランスコード。「顔deナビ」も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080623/toshiba.htm

( 2008年12月12日 )

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