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株式会社コスモサウンドは、音響機器ブランド「ZEROPOSITION」製品のアンプ/スピーカーセット「ZERO ONE COMPO」を12月1日に発売した。価格は27万3,000円。 定格出力40W×2chアンプ「ZA01」と、フルレンジ/ダブルコーンのスピーカー「ZS01」で構成。「ZEROPOSITION」は、設計から生産まで純国産というブランドで、「ZERO ONE COMPO」は、原音に忠実な再生を目的として研究開発に3年半をかけた同社製品第1号。国内の専用工場において、1台1台手作業で製造しているという。
アンプのZA01は、Non-NFB(無帰還増幅回路)を採用し、音楽信号の瞬時の変動に対するリニアリティを追求。5Hz~300kHzという広帯域の周波数特性と、100kHzに至るまで変化しない歪み特性を獲得したとしている。電源部にはRコアトランスを採用し、特別設計の無帰還電源回路によりノイズの混入を防ぐとともに、ハイスピードで安定した給電が行なえるという。 入力端子は、アナログ音声を4系統(RCA×3、ステレオミニ×1)装備。なお、ヘッドフォン出力は搭載しない。全高調波歪み率は0.2%(10Hz~100kHz/15W/4Ω)、S/N比は115dB、消費電力は68W、外形寸法は420×245×105mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6kg。
スピーカーのZS01は、12cmフルレンジユニットを前面と天面に備えたダブルコーン構成で、ユニットに「捨て貼り」や「ヤガミ」を使用しないことで、コーン紙を含めた軽量化を実現。初動感度を大幅に高めたという。また、小音量時の追従性にも優れ、音量に関わらず繊細なニュアンスを表現できるとしている。 また、2基のスピーカーユニットが音響上で干渉せず、リスニングエリアの拡大に貢献。エンクロージャはバスレフで、底部には、低域のエネルギーを分散するリフレクターを備える。定格入力は30W、最大入力は60W。再生周波数帯域は40Hz~30kHz(±6dB)、インピーダンスは4Ω。外形寸法は170×232×322mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。
□コスモサウンドのホームページ ( 2008年12月15日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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