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ジェネオン エンタテインメント株式会社は、テレビアニメ「カードキャプターさくら」をまとめたBlu-ray Disc BOXを2009年3月27日より発売する。第1期シリーズ「クロウカード編」を3月27日に81,900円で発売。第2期シリーズ「さくらカード編」BOXを6月26日に49,350円で発売する。どちらも2010年3月までの期間限定生産となる。 どちらの作品もBDビデオ化にあたり、35mmフィルムをハイビジョンネガテレシネした上に、フィルム修正も加えられたニューマスターを使用。以前リリースされたDVD-BOXのマスターを流用したものではないという。
【12月16日追記】 クロウカード編は46話までを、さくらカード編は、47話から70話までを収録する。特典映像の収録内容は未定だが、「クロウカード編」には60分、「さくらカード編」には100分の特典映像を収録する予定。 ヒットメーカー、CLAMPによる少女漫画を原作としたテレビアニメ。NHK衛星第2で'98年から第1期シリーズが放送され、度々再放送も行なわれている。また、テレビシリーズの人気を受け、劇場版も制作された。 主人公・木之本桜は、元気が取り柄の小学4年生。3歳の頃に母を亡くしているが、無愛想でも優しい兄、穏やかな性格の父に見守られ、幸せな日々を送っている。ある日、地下書庫で謎の本を見つけた桜が、書かれた文字を読み上げると、中に入ったカードがバラバラに飛び散ってしまった。最後に本から出てきたのは、ライオンのぬいぐるみのような姿をしたケルベロスという奇妙な生き物。ケロちゃん(ケルベロス)によれば、“クロウカードの封印が解かれると、この世に災いが起こる”という。“封印の鍵”を託された桜は、カードを収集する“カードキャプターさくら”として、魔法を駆使しながら様々な災いと対峙していく。 基本的な設定は、古くからある“魔法少女アニメ”のそれだが、桜やその周囲の人々の日常生活、心理などを極めて丁寧に描いているのが特徴。例えば登場人物の服装が毎回異なったり、カードキャプターに変身する桜のコスチュームも、季節やストーリーに沿ったデザインに頻繁に変更されるといった、従来の魔法少女アニメでは珍しい設定も登場人物に実在感を与えている。愛や友情など、普遍的なテーマも同様に真正面から描いており、大人の観賞にも耐えるアニメとして幅広い層から支持を集めた。特に声優・丹下桜が演じる、主人公・桜のキャラクターとしての人気は非常に高く、前述のコスチュームの豊富さと合わせて、コスプレーヤーのネタ元としても人気を集めた。
□ジェネオン エンタテインメントのホームページ
(2008年12月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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