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DisplaySearchは、2006年から2012年までの方式別テレビ市場長期予測をまとめ、2009年の薄型テレビ出荷予測を下方修正。2009年の薄型テレビ市場は、金額ベースで前年比でマイナスになるとの予測を明らかにした。 2000年の液晶テレビ登場以来、毎年拡大を続けてきた薄型テレビ市場だが、2009年は台数ベースでは増えるものの、金額は2008年比で18%減少し、880億ドルとなると予測。液晶テレビは16%減の640億ドル。「2009年はテレビ産業とサプライチェーンにとってもっとも厳しい年になる」と分析している。 液晶テレビの2008年出荷台数は、前年比29%増の1億220万台となる見込み。2009年出荷台数は17%増の1億1,990万台を予測。3カ月前に発表した予測値に比べて1,150万台下方修正している。2009年には、日本や欧米などの先進国での台数の伸びは2%と鈍化。新興国においては、約45%の伸張を予測しているが、2008年の68%と比較すると伸びは鈍化している。プラズマテレビの2009年出荷台数は前年比5%増の1,460万台と予測している。 □ディスプレイサーチのホームページ ( 2008年12月18日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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