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株式会社BCNは19日、家電量販店など全国25社(2008年12月時点)のPOSデータを集計した「BCNランキング」のデータを基に、年末商戦前半におけるBlu-ray Discレコーダの販売金額構成比についての分析結果を発表した。 12月第2週期(2008年12月8日~14日)における、レコーダー全体に占めるBDレコーダの販売金額構成比は78.5%で、全体の約8割を占める結果となった。なお前年同期比では、BDは販売金額で2.4倍増、台数で3.3倍増と大幅に伸びている。1カ月前の11月第2週期(2008年11月10日~16日)の同構成比は68.8%だったことから、年末商戦期に入りBDレコーダの販売が急増したことになる。 平均単価も92,300円(税抜)程度と10万円を割り込み、台数ベースでも65.7%に拡大。同社では「本格普及期に突入した」と分析している。
BDレコーダのHDD容量別販売台数構成比を見てみると、12月第2週期における構成比は250GBモデルが39.1%と4割近くのシェアを確保している。そのほかのモデルの構成比は、320GBが29.3%、500GBが28.4%、1TBが2.8%。 250GBモデルは平均単価が74,200円と、価格の安さから人気を集めている。またDVDレコーダ250GBモデルの平均単価が50,600円で、両者の差が23,600円と接近していることも、BDへの買い替え需要を後押ししていると説明している。 そのほかのHDD容量別平均単価は、320GBが89,000円、500GBが113,600円、1TBが171,700円。DVDとの価格差は320GBで36,700円、500GBで57,300円、1TBで86,000円とHDD容量が大きくなるにつれて開いている。
□BCNのホームページ ( 2008年12月19日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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