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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、2008年11月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。 民生機器の出荷金額は前年同月比87.4%の2,573億円で、2カ月連続のマイナスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の11月の出荷実績は147万8,000台。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比92.3%の1,834億円で2カ月連続のマイナス。音声関連機器も、同82.1%の172億円で、4カ月連続のマイナスとなった。 11月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比101.9%の99万台。液晶(10型以上)、PDP、CRTの構成比は、87.9%、11.4%、0.8%。CRTは1%を下回り、金額でも1億円を割った。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比105.5%の87万台。37型以上は、同113.7%の26万1,000台。PDPの出荷台数は同98.7%の11万2,000台で前年割れとなった。うち、43型以下がPDP全体の8割以上を占めている。 DVDビデオは前年同月比62.5%の32万4,000台で8カ月連続の前年割れ。うち録再機は同57.5%の17万4,000台、再生機は同69.5%の15万台で、いずれも大幅なマイナスとなった。 Blu-ray Discを中心とした「次世代光ディスクレコーダ」の出荷台数は、レコーダ/プレーヤーの合計値で前年比279.0%の18万9,000台と好調を維持。数量ベースで、DVDビデオと合わせた光ディスク市場全体の37%を占めた。なお、先月に引き続き次世代光ディスクレコーダの出荷台数がDVDレコーダの台数を上回った。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は147万8,000台で、内訳はテレビが前年同月比105.4%の97万3,000台、単体チューナが同110.9%の1万3,000台、STBが同84.7%の12万台。デジタルレコーダが同57.6%の15万9,000台、次世代光ディスクレコーダが18万5,000台で、BDレコーダがDVDレコーダの出荷台数を上回っている。チューナ内蔵PCが同90.7%の2万8,000台。地上デジタルテレビのテレビ全体に占める割合は98.3%。 参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の10月出荷台数は72万6,000台。車載用地上デジタルテレビ受信機器の11月の出荷台数は11万8,000台。 ビデオカメラは前年同月比89.9%の7万5,000台で、4カ月連続の前年割れ。全体の6割以上を占めるハイビジョン対応機種の勢いが弱まり、ハイビジョン非対応機種の落ち込みをカバーできなかったのが要因としている。 デジタルオーディオプレーヤーは同98.5%の59万台で、2カ月ぶりにマイナスとなった。そのうち98%の57万7,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。 カーナビは34万9,000台、前年同月比80.1%。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は80.1%、19.9%。
□JEITAのホームページ ( 2008年12月24日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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