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東芝は7日(米国時間)、2009 International CES会場においてプレスカンファレンスを開催。2009年発売予定のCell TVの概要を発表したほか、AVネットワークプレーヤー、新REGZAなどを発表した。
今回は、56型の4Kと55型のフルHD Cell TVを展示する。日本では50型台を秋に発売予定。米国や欧州でも2009年度中に発売する予定で、4Kモデルは米国が先行して投入される。
【お詫びと訂正】(2009年1月9日) また、超解像技術「レゾリューションプラス」を搭載。フルHDなどのコンテンツを高品位にアップコンバートして表示する。Cellを利用することで、現在のREGZAに搭載しているものよりも高度な演算処理を行ない、高画質化が図れるとしている。 また、チューナを内蔵したSTBユニットとディスプレイ部を分離して、Wireless HD技術で非圧縮映像/音声伝送などの接続を検討しているという。ユニットには3TBクラスのHDDを内蔵し、マルチチャンネル同時録画に対応。「HDレベルで全チャンネル一週間丸録りを実現する(東芝DM社 テレビ事業部 大角正明事業部長)」とする。
さらに、シーン検出技術や番組処理技術で、見たい番組やシーンを呼び出せる新インターフェイスを搭載する。また、USBやSDカード、ネットワークコンテンツ、DLNAなどの外部ストレージ/サービスとの連携も強化して、REGZA最高のネットワーク性能を搭載するという。 また、2009年モデルのREGZAも発表。LEDバックライト/部分駆動技術を搭載した「SV670」と残像低減技術「Clear Scan 240」搭載の「ZV650」、超解像技術搭載の「XV645」などを新製品を投入。4月に米国で発売、日本でも新技術を搭載したREGZAを投入していく。 さらにネットワークTV、プレーヤーも強化。Yahoo!などと協業し、動画やニュースなどの情報をテレビ上のウィジェットで確認できる仕組み「TV Widgets」をREGZAやネットワークプレーヤー上で実現する。多くのREGZAでこうしたネットワーク機能を搭載予定としている。MicrosoftのMedia Center eXtenderにも対応予定。 ネットワークプレーヤーの単体発売も計画している。SDカードを利用した動画配信サービスやTransfer JET、Wireless HDなどの新技術についても、積極的に取り組んでいくという。 各製品の詳細や製品戦略については、8日より開幕するブースの模様を含めて、追ってレポートする。
□International CESのホームページ ( 2009年1月8日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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