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【CES】ソニー、3型有機EL搭載ウォークマンなど'09年新製品
−“耳掛けウォークマン”も。有機ELテレビは21型を試作


ウォークマンXシリーズ

会期:1月8日〜11日(現地時間)

会場:Las Vegas Convention Center
    Sands Expo
    The Venetian


ソニーブース

 International CESにおいて、例年多くの新製品を発表することで注目されるソニーのプレスカンファレンスが開催された。

 主な新製品として、今夏に発売予定の3型有機EL搭載ウォークマンXシリーズを発表。また、有機ELテレビの試作機や、液晶テレビBRAVIAの新シリーズなども披露された。なお、同時に発表されたビデオカメラ新製品については、小寺信良氏のレポートにて紹介する。

 プレス向け発表では、「In-Home」と「Out-of-Home」の2つに分けて新製品を紹介。In-HomeではBRAVIAやBlu-ray、VAIOなどが、「Out-of-Home」ではウォークマンなどが紹介された。なお、会場には翌日にキーノートスピーチを控えたハワード・ストリンガーCEOや、井原勝美副社長、SCEの平井一夫CEOらも訪れていた。


ハワード・ストリンガーCEO 井原勝美副社長 SCEの平井一夫CEO


■ 有機EL搭載型、耳掛け型のウォークマン新シリーズ

 パーソナルオーディオ製品での目玉は、夏に発売される3型/ワイドQVGA有機EL搭載/動画再生対応のXシリーズ。内蔵メモリ16GBの「NWZ-X1051」と32GBの「NWZ-X1061」の2モデルを用意し、価格は未定。有機ELディスプレイはタッチパネルで、本体ボタンでも操作できる。ウォークマン向けの“S-Master”デジタルアンプを搭載。デジタルノイズキャンセル機能や、DSEEも備える。

 無線LAN機能を備え、YouTube視聴や、ポッドキャストのダウンロードが可能。再生対応フォーマットは、動画がMPEG-4 AVC/H.264やMPEG-4、WMV(DRM対応)。音楽はMP3/WMA/AAC/リニアPCMを再生できる。イヤフォンは13.5mm径ユニットのEXイヤフォン。


縦画面での利用時 横画面で動画再生 操作ボタン部

 同じく新製品のWシリーズ「NWZ-W202」は、耳掛け式のカナル型(耳栓型)イヤフォンと一体になったプレーヤー。本体に2GBメモリを備える。4月発売で、価格は70ドル。カラーはブラックとピンクを用意する。

 ディスプレイは搭載せず、ジョグダイヤルを用いて曲を探せる「ZAPPIN」機能を採用。イヤフォン部は13.5mmユニットのEXイヤフォンを採用する。再生可能な音楽はWMA、AAC、MP3など。30分でフル充電でき、12時間の連続再生が行なえる。


Wシリーズのピンクモデルとブラックモデル イヤフォン部はカナル型


■ 有機ELテレビ、3Dテレビなど

21型の試作機

 有機ELテレビのコーナーでは、21型/1,366×768ドットで薄さが10mm以下という試作機を新たに展示。コントラストは100万:1で、高効率化技術により明るさと色表現(色域はNTSC比100%以上)の両立を図っている。デザインは、ディスプレイをアームで支えるのではなく、スタンドがベゼルと一体化したフラットな形状になっている。

 また、11型/960×540ドットで最薄部0.9mmの試作機も展示。いずれもコントラスト100万:1で、これまでのモデルや発売中の「XEL-1」を合わせて、11型、21型、27型が試作機として展示されている。


ベゼルとスタンドが一体のデザインとなっている 広色域とコントラストが特徴 21型の薄さは10mm以下

11型で薄さ9mmの試作機 試作機のスペック

ソニーも3Dへの取り組みを紹介

 各社が積極的に取り組み始めた3D技術については、ソニーも技術展示を行なっている。映画やスポーツだけでなく、「グランツーリスモ」などのゲームコンテンツも用意し、テレビに専用のフィルタを貼り、専用の3Dメガネを利用することで、3Dでの視聴が可能なことをアピールしている。

 技術の詳細については明らかにしていないが、3D用に用意した2枚の画像を同時に表示し、その視差を利用して立体化する仕組みとのことで、3D化した際には解像度が低くなってしまうという。デモではコンテンツの違いによる立体感の差や、メガネなしで3D映像を見た際にも違和感無く表現できるように調整したコンテンツなどを用意し、同社の3D技術をアピールしている。

 また、同技術はSXRDプロジェクタを2台使った3D投射にも応用可能で、8日に開催される全米大学アメリカンフットボール「BCS(FedEX Bowl Championship Series」の3Dライブ中継を実施。8日に全米100箇所の劇場や、ラスベガスのパリスホテルの会場などで特別上映を行なうという。

映画やゲーム、スポーツなどのコンテンツで、3Dの魅力をアピール。ゲームは実際にプレイアブルな状態にまで仕上げてあるとのこと
2D表示時の違和感を抑えたスポーツ映像 専用メガネを利用。テレビの前面にも専用のフィルタを装着している



■ PSPからAVアンプを操作するデモ

PSPから、AVアンプ「STR-DA6400ES」を制御するデモを実施

 プレイステーションポータブル(PSP)を使って、米国で発売中の最新AVアンプ「STR-DA6400ES」のDLNAネットワーククライアント機能を操作するデモも行なっている。

 PSPの専用ソフトウェアから、パソコン上に構築されたDLNAサーバーの楽曲ファイルにアクセスし、そのオーディオファイルの出力先として、STR-DA6400ESを指定できる。PSPからはサーバー上の楽曲選択だけでなく、アンプのボリューム調整などの制御も可能となっている。

 ネットワークコンテンツ用リモコンとしてPSPを使う提案として、技術展示しているもので、現時点でPSP用ソフトウェアの発売予定などは決まっていない。なお、デモで使用しているアンプは製品版と同じものだという。


AVアンプ「STR-DA6400ES」 PSPの画面に出力中の機器やボリューム、楽曲情報、再生状態などを表示。各種操作が可能となっている



■ 液晶テレビ、HDMI搭載フォトフレームなど

 液晶テレビ「BRAVIA」の新製品としては、春より発売予定の32/40/46/52型フルHD「XBR9シリーズ」など、計19モデルが発表された。

 XBR9シリーズは、32型を除く4モデルに240Hz/4倍速駆動の残像低減機能を搭載。バックライトはWGC-CCFLで、ライブカラークリエーション機能を採用する。インターネット経由でのストリーミング動画再生や、ウィジェット機能を備えていることも特徴。同じく240Hzパネルを採用し、ライブカラークリエーションを搭載しない「Z5100シリーズ」もラインナップしている。

 そのほか、独自開発のバックライトにより消費電力を大幅に抑えたという夏発売の「VE5シリーズ」も春に発売。人感センサーで、ユーザーがテレビを消すのを忘れていても電源をOFFにするなど省電力性能を充実させている。また、26/32型720pエントリーモデル「L5000シリーズ」も発表された。


46型の「KDL-46XBR9」 「KDL-46Z5100」も240Hz駆動で春発売 省電力が特徴のVEシリーズ

 デジタルフォトフレームは4モデルを展示。3月に発売する上位モデルの「DPF-X1000」(300ドル)は、10型/800×480ドットの液晶と、2GBメモリを搭載。HDMIでテレビなどに出力ができる。

 CF/SD/メモリースティックなどに対応するカードスロットを装備。オプションのBluetoothアダプタによるワイヤレスでのファイルインポートも可能。


HDMI搭載型などデジタルフォトフレーム製品 DPF-X1000のメニュー画面 側面のカードスロット部

 その他の製品では、日本でも発表された小型ノートPC「VAIO type P」や、5CDチェンジャを備えた総出力720Wのオーディオシステム「MUTEKI LBT-ZX99i」(2月発売/650ドル)も展示。400枚まで収納可能なBD/DVD/CDチェンジャのデモも行なわれていた。


VAIO type P 400枚まで収納可能なBD/DVD/CDチェンジャのデモ 重低音が強力なMUTEKI LBT-ZX99i


□2009 International CESのホームページ(英文)
http://www.cesweb.org/
□関連記事
2008 International CESレポートリンク集
http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/2008ces.htm

( 2009年1月8日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp/usuda@impress.co.jp]


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