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ソニーPCL、イベント展示用に4K映像の提供サービスを開始
-次世代パネルデモ用などに3,840×2,160ドット動画を用意


春 「桜」“SAKURA”のイメージ
1月22日開始


 ソニーピーシーエル株式会社(ソニーPCL)は、フルHDの約4倍の画素数となる4K(3,840×2,160ドット)の映像素材を提供する、ライブラリーサービスを1月22日より開始する。

 デジタルシネマ業界だけでなく、最近では民生機器の展示イベントでも表示機器が高画素化。将来の製品に向けた技術展示として、4K映像を表示する液晶/プラズマパネルの展示も増えている。しかし、そこで表示する4K映像の制作には手間がかかるという問題がある。

 そこでソニーPCLでは、最新の4Kデジタルカメラを用いて独自に日本の四季をモチーフにした、風景などを撮影。それを約3時間の映像素材ライブラリーとして用意。イベント展示用映像制作時の素材として提供するサービスを実施する。また、素材としての部分提供だけでなく、3分程度映像として完成させたパッケージ版も用意する。

 映像解像度は3,840×2,160ドットで30p。パッケージ版はHDCAM-SRテープでの提供となる。音声はステレオ。ラインナップは春 「桜」“SAKURA”、夏 「緑の大地」“THE GREEN EARTH”、秋 「紅葉」“AUTUMN LEAVES”の3つで、現在冬をテーマにした制作が進行しているという。

春 「桜」“SAKURA”
「桜」がテーマ。満開となった約2,600本の桜並木がかもし出す荘厳な風景と情報量を4Kで収録。桜の名所・弘前城で2008年春に撮影
夏 「緑の大地」“THE GREEN EARTH”
北国の短い夏の中で見せる草木の逞しくも華麗な姿がテーマ。力強い夏の光と鮮やかな緑色のコントラストが印象的な作品。ヨーロッパを思わせるゆるやかな丘陵地・北海道美瑛町が主な舞台
秋 「紅葉」“AUTUMN LEAVES”
紅葉がテーマ。赤く燃える木々の葉、自然が織り成す繊細な移り変わりを捉えている。山々と湖の調和が美しい、富士五湖周辺で撮影


□ソニーPCLのホームページ
http://www.sonypcl.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.sonypcl.jp/press/press09/p_090122.html

(2009年1月22日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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