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ビクター、天然木ヘッドフォンに実売65,000円の新モデル
-スピーカー技術の応用で自然な音の広がり


2月中旬発売

標準価格:オープンプライス


 日本ビクター株式会社は、木製ハウジングのヘッドフォン「HP-DX700」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後の見込み。

 2005年7月に発売したフラッグシップモデル「HP-DX1000」(直販105,000円)の設計を継承したという密閉ダイナミック型ヘッドフォン。DX1000と同様に天然木から削り出したウッドハウジングに直接ドライバユニットを固定する「ダイレクトマウント構造」や、自然な音の広がりを追求した「アコースティックレンズ」などの技術を採用している。

 ダイレクトマウント構造では、無垢の天然木から削り出したハウジング内に、スピーカーのエンクロージャに相当する円筒型の音響室を形成、ドライバユニットを直接固定する。不要な振動や共鳴を抑え、天然木ハウジングの持つ自然な響きや余韻と合わせ、広い音場感で高品位に再生できるとしている。ハウジング素材にはDX1000と同様に軽量と響きの良さを持つラジアタパインを使用する。

 ドライバユニットは50mm径で、ボビン巻ボイスコイルを使用する。また、トッププレートとヨークに銅メッキを施し、最大磁気エネルギー積を高めた高磁力ネオジウムマグネットを搭載。高密度な中低域再生と高い解像度を実現するという。

 「アコースティックレンズ」は、バッフル板と一体になった音響レンズに、もう1枚音響レンズを重ね合わせた独自技術。2枚の音響レンズの間隔と穴径を微妙にずらすことでドライバユニットから耳に伝わる直接音と間接音がチューニングされ、自然な音の広がりと奥行き感を再現するとしている。

 再生周波数帯域は5Hz~30kHz。出力音圧レベルは101dB/mW、インピーダンスは64Ω、最大入力は1,500mW。ケーブルはOFC/布巻きで長さは3.5m。端子は24金メッキの標準プラグ。重量は380g。


□日本ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2009/hp-dx700.html
□製品情報
http://www.victor.co.jp/accessory/headphone/pure/hp-dx700/index.html
□関連記事
【2005年7月7日】ビクター、スピーカー技術を応用した天然木ヘッドフォン
-ダイレクトマウント構造で、自然な響きや余韻を再現
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050707/victor.htm

( 2009年1月22日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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