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株式会社ナスペックは、オーストリアのオーディオメーカー、Pro-Jectの新製品として、コンパクトな「Box Component」シリーズ3機種を2月1日に発売した。29,400円のiPod用Dock「Dock Box」、73,500円のプリメインアンプ「Stereo Box」、26,250円のUSB DAC「USB Box」をラインナップする。各モデルにシルバー(SLV)とブラック(BLK)のカラーバリエーションを用意する。 3機種とも横幅103mmのコンパクトな筐体が特徴。単品コンポだが、組み合わせての使用も想定しており、「Dock Box」と「Box Component」にスピーカーを加え、コンパクトなiPod再生システムを構築したり、PCと「USB Box」を接続し、その出力を「Box Component」で増幅してスピーカーを駆動する、PC用サウンドシステムにも使用できる。
■ Dock Box
外形寸法103×108×38mm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトなiPod Dock。重量は550g。RCAのアナログ音声出力に加え、S映像出力も用意。第3世代iPod nano、iPhone、iPod touchの映像を出力できる。さらに、USB 1.1端子も備え、PCとの接続も可能。
iPod Dock部分は搭載するiPodにあわせてサイズを調整可能。搭載したiPodの充電もできる。リモコンも同梱しており、楽曲の再生/停止や送り/戻しなどの基本操作が可能。出力インピーダンスは15Ω。
■ Stereo Box
小型ながら本格的なサウンドが再生できるというプリメインアンプ。サイズは103×142×38mm(幅×奥行き×高さ)。重量は720g。出力は20W×2ch(8Ω)、30W×2ch(4Ω)。全高調波歪は0.05%(10W)。ゲインは22dB。入力インピーダンスは20kΩ。
入力はアナログRCAのみで、2系統用意。スピーカーターミナルも筐体に備えている。また、3.5mmのトリガー出力も用意する。
■ USB Box
外形寸法103×108×38mm(幅×奥行き×高さ)。重量は550g。16bitのΔΣ型DACを採用したUSB DAC。USB 1.1入力と、アナログRCA出力を各1系統備えており、PCとUSB接続。PCの再生音をアナログ変換して出力できる。サンプリング周波数は44.1kHzに対応する。
□ナスペックのホームページ
(2009年2月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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