AHS、USBオーディオI/Fを同梱したノイズ除去ソフト

-「Audio Cleaning Lab ハードウェア付き」。13,800円


「Audio Cleaning Lab ハードウェア付き」

4月17日発売

標準価格:13,800円


 株式会社AHSは、オーディオ用録音/ノイズ除去ソフト「Audio Cleaning Lab」にUSBオーディオインターフェイス(I/F)を同梱した「Audio Cleaning Lab ハードウェア付き」を4月17日より発売する。価格は13,800円。

同梱するXitel製のUSBオーディオI/F

 2008年9月に発売された「Audio Cleaning Lab」に、Xitel製のUSBオーディオI/FとRCAオーディオケーブルを同梱した製品。オーディオI/FはUSB 2.0でPCと接続可能。RCAを1系統備え、24bit音声入力に対応する。電源はUSBバスパワーで動作。RCAオーディオケーブルはプラグ部に金メッキを施した作りで、長さは9m。

 Audio Cleaning Labはアナログ音源をPCへ取り込むことができるオーディオ用ソフト。ノイズ除去や編集なども可能。「音声の入力」、「クリーニング」、「マスタリング」、「音声の保存」という4つの項目で構成され、目的に合わせた作業が行なえる。対応OSはWindows XP/Vista。

 「音声の入力」で、レコードやカセットなどのアナログ音源からの録音、もしくは入力ファイルの選択などを行なえる。「クリーニング」機能では、ヒスノイズやクラックルノイズなどに対応したノイズ除去機能を搭載。データを自動分析し、最適な設定でクリーニングする「クリーニングウィザード」機能も備える。

「音声入力」画面と(左)、「クリーニング」画面(右)

 DAWソフトの「Samplitude/Sequoia」に使われている「ProAudio Technology」を搭載しており、マスタリングも可能。波形編集や録音データの分割/削除、音量をそろえるノーマライズ、ライヴ音声からの拍手削除などの編集機能も用意。リバーブやディレイなどのエフェクトやイコライザも用意。アナログ録音したデータに対し、自動的にトラック分割を行なう機能も備えている。

 楽曲データの出力も可能で、WAV/MP3/WMA/AAC/OGG Vorbisのファイルとして書き出せるほか、4chサラウンドのDVDオーディオやMP3 Surroundとしても書き出すことができる。音楽CD/DVDオーディオ/データディスクとしてライティングする機能も搭載。

 入力可能なファイル形式はWAV/MP3/WMA/AIFF/OGG Vorbis。AVI/WMV/MXVの動画ファイルから、音声のみを入力することもできる。音楽CDからの読み込みも可能。ビットレートは16/24bit、サンプリングレートは22/32/44.1/48kHzをサポートしている。


(2009年 3月 27日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]