6月Blu-ray発売の「聖闘士星矢」OVAトークイベント

-柿原「自分が聖闘士を演じられるなんて光栄」


主人公・テンマを演じる柿原徹也さん

3月21日開催

 株式会社バップから、Blu-rayとDVDで6月24日にリリース予定のOVAシリーズ「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS冥王神話」。その発売を記念し、3月21日に開催された「東京国際アニメフェア 2009」のトムス・エンタテイメントブースにて、主演声優を招いたトークイベントが開催された。

 

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS冥王神話
(C)車田正美・手代木史織/秋田書店・TMS
 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS冥王神話」は、テレビアニメも大ヒットした車田正美によるコミック「聖闘士星矢」を題材とした作品。OVAの原作となっているのは週刊少年チャンピオンで連載されているコミック(車田正美原作/手代木史織コミック化)。舞台は“星矢”の時代から約200年近く遡る18世紀のヨーロッパで、女神アテナの聖闘士(セイント)と、冥王ハーデスによる聖戦が描かれる。

 主人公は日本人の血を引く、ちょっと乱暴だが正義感の強い少年・テンマと、絵を描くのが好きな心優しいアローンの2人。性格は正反対だが、2人は仲の良い友達だった。だが、テンマが独学で小宇宙(コスモ)を体得し、聖闘士となるべく修行に出る頃、アローンはその清らかな心ゆえに、冥王ハーデスが転生するための肉体に選ばれ、豹変してしまう。嘆き悲しむテンマは、強くなってアローンを取り戻すと心に誓うのだが……。

 全13話、6巻構成を予定。1巻は第1話「約束」と、第2話「ハーデス覚醒」を収録し、本編の総収録時間は45分。価格はBDビデオ版(VPXV-71059)が7,560円、DVDビデオ版(VPBV-13345)が6,510円。詳細は既報の通り。

 

独学で小宇宙(コスモ)を体得し、聖闘士となるべく修行に出るテンマ
(C)車田正美・手代木史織/秋田書店・TMS
 アニメフェアでのトークイベントには、主人公・テンマを演じる柿原徹也さんが登場。過去の聖闘士星矢シリーズのファンだという柿原さんは、「まさか自分が聖闘士を演じられるなんて、こんな光栄なことはないです」と感激した様子。「幅広い世代に受け入れられている作品なので緊張しますが、頑張ります」と意気込みを見せた。

 イベントでは、第1話のテンマのセリフを生で披露したり、手代木史織先生と柿原さんのサイン入り色紙がもらえるジャンケン大会も実施。

 柿原さんは最後に「男の子も女の子もみんなが楽しめる作品になっております。キャスト・スタッフ一同贅沢にしていこうという気持ちでいっぱいですので、これからも応援を宜しくお願いいたします」とコメントし、イベントを締めくくった。

 

アニメフェアの聖闘士星矢 THE LOST CANVAS冥王神話ブース関連商品の展示も行なわれていた


(2009年 3月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]