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江ノ電の鎌倉駅に4Kディスプレイを使った案内図「ハイレゾ・ナビタ」

 江ノ島電鉄の鎌倉駅改札内通路に、4Kディスプレイを使ったデジタル沿線案内図「ハイレゾ・ナビタ」が4月から設置されている。タッチパネルで操作が可能で、沿線情報を能動的に取得可能。設置以来、1日1,000タッチほどの利用があるという。

鎌倉駅改札内通路に設置された「ハイレゾ・ナビタ」

 広告代理店の表示灯と江ノ電エリアサービスが、観光客など、駅利用者の利便性や快適性向上を目的に開発したもの。4Kディスプレイを採用しており、イラストを使ったパノラマ地図(鳥瞰図)を表示。沿線にある約70カ所の観光施設が掲載されており、タッチパネルを使い、ユーザーが情報を閲覧できる。

 地図は、時間や季節によって背景が変わるなどの機能を備え、「より親しみやすい案内図になっている」という。

沿線の施設情報を高精細に表示

 急増する外国人旅行者にも対応するため、記載される情報の多言語化も実現。表示言語の切り替えが可能で、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体)をサポートする。

 表示灯は今後の展開として、案内図に掲載する協賛スポンサーの広告情報拡充、より最新の情報提供、鉄道事業者と協力しての機能向上も目指すという。

ハイレゾ・ナビタ 商品紹介