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アクションカムでペット目線やドローン空撮。パナソニックが専用マウント

 パナソニックは、スティック型ウェアラブルカメラ「HX-A1H」や「HX-A500」の専用マウント3製品を6月17日に発売する。価格は、ペット目線の撮影ができる「ペット&アームマウント(VW-PMA1)」が5,500円。ドローンなどに装着できる「ミニベースマウント(VW-MMA1)」が2個入りで3,000円、肩に固定する「ショルダーマウント(VW-SMA1)」が5,500円。

ペット&アームマウントとHX-A1Hの組み合わせ

 HX-A1Hは、ゴルフボールとほぼ同じ約45gの軽量さと、スティック型の小型サイズを両立したウェアラブルカメラ。直販価格は29,800円で、カラーはブラックとオレンジの2色。

 パナソニックの調査によると、A1Hユーザーの撮影用途は、ドライブや旅行などが多く、付属マウントを使った頭部への装着が多数を占めているという。関心がある撮影方法として、ドローンへの装着(空撮)が多かったことへの対応や、ユースケースの拡大などを目的に、今回のアクセサリ3製品を投入する。

ミニベースマウントでラジコンヘリへ装着
ショルダーマウントの装着例

ペット&アームマウント

 2本のベルトを備え、ペットの胴体や人の腕などに装着できるマウント。カメラ装着部にボールジョイント機構を備え、自由な角度で撮影できる。

ペットへの装着例

 ペットへの取り付けは、ケーブルのないA1Hのみ対応。超小型犬から大型犬まで対応可能としており、装着したペットの目線で動画撮影が行なえる。また、ワイヤレスワイプ撮りに対応した同社ビデオカメラ「HC-WX970M」などと組み合わせて、飼い主と犬目線で1つの動画を作ることもできる。

 腕に着ける場合は、A500に同梱するアームバンドとの組み合わせも可能。バイクや自転車などでハンズフリー撮影が行なえる。

ペット&アームマウント
腕への装着

ミニベースマウント

 カメラのコンパクトさを活かし、様々な場所に装着するためのマウント。主に、ドローンやラジコン、バイクなどの利用を想定する。ボールジョイント機構を備え、カメラの向きを自由に調整可能。

ミニベースマウントとA1Hの組み合わせ

 底面に両面テープを備え、狭いスペースでも確実にカメラを固定/装着できる。1度接着すると両面テープは再利用できないため、複数の場所でも使えるように2個1セットで販売する。

ミニベースマウント
ラジコンへの装着例

ショルダーマウント

 衣服の上からタスキ掛けのように装着し、肩にA1Hなどを装着してハンズフリー撮影可能にする製品。バンドは伸縮するため、大人から子供まで使用可能。ジョギングや登山、アウトドアでの利用を想定する。

ジョギングなどに利用できる

 カメラを固定し、角度調整できるマルチマウントを同梱。トレイルランニングなど激しい動きをしながらでも撮影可能なほか、「ヘッドマウントなどを嫌がる子供でも違和感なく、簡単に装着できる」としている。

マルチマウント(右)が付属
肩にのせてハンズフリー撮影可能
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HX-A1H