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エンルート、ドローン用パラシュート開発。落下時のカメラなどの損傷を低減

 産業用のドローンなどを手掛けるエンルートは、ドローン用パラシュートの一般販売を開始した。システム価格は15万円から。

Zion CH940というドローンにパラシュートユニットを取り付けたテスト動画が公開されている

 ドローンに搭載するパラシュートで、プロペラのモーターが非常停止した場合など、ドローンが落下した際の使用を想定。カメラやフライトコントローラーなど、重要な部分の損傷を抑える事ができるという。

 開傘を確実にする補助形状を付帯しており、機体重量と降下速度に応じた設計に対応。素材も産業用として信頼性の高いものを使っており、プロペラの回転などで切断されたりしにくい物になっているという。放出装置は、高高度用、低高度用、機体の種類、カメラなどの位置、保護したい機材などに応じてカスタマイズできる。

CH940用パラシュート降下試験