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総合格闘技のUFCをスポーツライブの「DAZN」が独占配信。今夏スタート

 今夏にスタート予定のスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN」(ダ・ゾーン)は14日、世界最大の総合格闘技団体「UFC」と2年間のパートナーシップを締結し、UFC全試合をライブで独占配信する。UFCのナンバーシリーズ、ファイトナイト、FOXイベントなどを生中継する。

 DAZNは、Perform Groupによる、スポーツに特化したライブストリーミングサービスで、今夏よりサービスをローンチ予定。提供するスポーツは、バレーボール、サッカー、野球、テニス、バスケットボール、ラグビー、モータースポーツ、総合格闘技など。バレーボールについては、V・プレミアリーグ男女全試合の全試合配信で、5年間のパートナーシップを締結している。

 UFCとの契約により、年間40試合以上を配信予定。さらに、サッカー、野球、テニス、ラグビーなど幅広いスポーツが視聴可能になるという。価格等の詳細は明らかにしていないが、「世界に先駆けプレミアムなスポーツコンテンツをライブ、オンデマンドであらゆるデバイス(PC、タブレット、スマートフォンなど)に配信する」としている。

 DAZNを運営するPerform Groupは、スポーツ関連のメディアやサービスを展開しており、「世界最大級のデジタル・スポーツコンテンツ&メディア企業」という。スポーツコンテンツをプロバイダーに提供する「PERFORM CONTENT」、メディア運営の「PERFORM MEDIA」、ライツホルダーとファンをOTTサービスでつなぐ「PERFORM OTT」の3つを主軸とし、PERFORM CONTENTでは250以上のスポーツのリアルタイムデータと記事、映像の調達や制作に携わっている。運営メディアは、世界36カ国で展開するサッカーの「Goal.COM」、 NBA日本公式サイト「NBA.co.jp」など。「PERFORM OTT」として取り組むのが「DAZN」と位置づけている。